2011年1月7日金曜日

長い道のり

ランクルで快調に—-とはいかないのがネパールの山路。走破性とは別な次元の問題があります。

こんな細い山路が続くのです。カーブはいちいち切り返さなければ曲がれません。凄まじい道です。それでも、これを村の人たちが作ったという話ですから驚愕です。
陽も暮れ、これ歩いてたら大変だよななんて思ってたら、全然甘かったです。
まさかのオチがありました。
もう少しで村というところで、こんな事になりました。

まず始めにこの大型トラックが「ファンベルト切れ」という事で止まっていたのです。もちろん追い越す事もできません。
仕方ないので小一時間待つ事に。
あとから聞いたところ、それを聞いた村の人たちは、一度私たちの荷物などを持つために下り始めてくれたのだそうです。
その間、やはりおかしな集団である私たちは、究極の暗闇に浮かぶオリオン座や冬の天の川を見て感動。至って平常心でした。
もう街の中で散々ネパールの人達の「修繕能力」を目に焼き付けたからです。

車に置いたカメラでこんな風に写ります。
三脚を持ってくるべきでした。
そうこうしているうちに本当にトラックが動き出しました。
凄すぎ。
ところが、写真のとおり次はミッショントラブル。ギアが入らないとかで、さらにここでも待たされます。まさかトラックを手動でジャッキアップするなんてなぁ。
最後の最後に「あと十分まったら、直るかどうかわかる」とか言って20分。
いよいよ歩く決断へ。
「あと20分位だと思う」という話で油断していました。
もう一度村人たちが上から駆けつけてくれました。それは本当にあっという間。
でも、大間違いでした。
まさに高地トレーニング。
歩いて一時間あまり。
やっと村へ到着です。ほとんど半日がかり。
すぐにそれぞれの家に分散して、ご飯食べろと促されました。
こんな盛りの良いカレー。
スプーンくれましたが当然手で食べました。

そして次にはヨーグルトを。家の水牛のミルクで作ったもの。
激ウマです。

そして「もう今日は疲れただろうから寝なさい」と言われ寝室へ。藁のベッド。
土の壁。でも、携帯を使いヤギが家の中。
異次元空間でしたが、あっという間に寝てしまいました。

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