2009年3月2日月曜日

プラスチックシャーレ標本

Wisdom96では、色々な実物標本を作ってきたのですが、最終形として直径90mmのプラスチックシャーレに入れられるものを詰め込んじゃいましょうという形に落ち着いています。
有珠山の岩石、マメや骨、ハチの巣などと進んできましたが、今回の例会では電池とモーター。
はじめは何だか???という顔で取り組みはじめたのですが、分解をしてパックするという作業は大変おもしろいので、思わず集中してしまうようです。

この顔がすべてを表しています。
今回はイルカの事もあったので、将来獣医になりたいという夢を持っている子どもも参加しました。全員集まるまでの間これをやっていたのですが、なかなかおもしろかったです。
できた標本がこんな感じです。

裏には電池やモーターの解説があります。
こういう作業をとおして、「工夫」を発見できるのではないかと思いました。
これがまた、新しい工夫にもつながるのだろうと・・・
今回、モーターの分解で、まずはブラシの部分がかぎ爪のようなものでひっかかっているのですが「外れません」です。そりゃそうなのですが、「ここをはずして・・・」とやったら「わかりました」とはずせていました。
その後、界磁石がどのようについているのかを見てまたはずせないわけです。
ピンが開いた状態になって押しつけて固定しているので、ピンをゆるめればよいのですが、それがなかなかわからなかったようです。
理屈を説明すればわかりますので、これでまた一つ新しい「方法」を覚えたことになるのではないかと思うのです。
こういうのが、色々なところに発展していくのではないでしょうかね?
ということで、お互いに勉強になるしだから楽しいです。
終わって帰宅したら2時だったんですがね・・・(笑)
#もちろんお酒も飲んでないし、飯もまともには食べてないのです。
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イルカの腎臓

 日本では伝統的にクジラ・イルカ猟をして、その肉を食してきた文化があります。そして今もその文化が残っている地域があるのも事実です。
 それについては賛否両論あることについては十分認識していますが、ここではそれを論じることはやめておこうと思います。
 現在もイルカを捕獲しているところがあります。その肉は適切に処理されて流通し、食卓に上がっています。他の食物と同じように、食品として利用されない部分については破棄物扱いです。
 しかしそれは冷静に考えると、もったいないことでもあります。最近は処理されたブタの眼球の観察をおこなったり、中には内臓丸ごと入手して授業に利用している人もいます。その是非論もあるのでしょうが・・・
 小中学校ではヒトの身体のつくりについて学習をします。ブタなどを利用してそれを確認するのは良いでしょう。
 自分が今回どうしても確認したかったのは、イルカの腎臓です。(実際に入手してやってみると、それ以外が実におもしろいと言うこともわかったのですが・・・)。ヒトやブタの身体のつくりをやると、「腎臓はソラマメ型」というのが定番です。そしてそれが当たり前のようになってしまうのですが、そんなことはありません。
 イルカなどの海獣類の場合、海の中での生活ですから、体液のイオン濃度を安定させるために、腎臓の機能は相当要求されることになるはずです。
調べてみると、腎臓はいくつかの小さな小腎に分かれていてブドウのようだというのです。
#ここから先は画像がありますので、上記イルカ漁の判断に一定の理解をできる方、そういう画像への一定の抵抗力がある方のみクリックしてご覧下さい。

カイコらしくなってきた

カイコの生まれてすぐの状態は黒っぽくてなんだか可愛いという感じではありません。
それが4日目にはこんな感じになりました。

ちょっと頭をもたげている様子や光を浴びた色などはもうすっかりカイコです。
この後どのような変化をしていくのか、楽しみです。
人工飼料でも比較的良い感じで成長してくれています。
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2009年2月28日土曜日

く~ちゃん

生徒の一人が柔道の大会に参加するため、釧路に行ってくるということでした。
#大会の成績は全道でベスト8。すばらしい!
で、お願いしたのがもちろん「くーちゃん」です。本人も当然いく気満々でしたので、需要と供給が一致して良かったです。
くーちゃんというのは釧路に来ていて一躍有名になった野生のラッコ。
北海道沿岸には昔おそらくたくさんのラッコがいたのではないかと思いますが、今はこうやってニュースになるのです。

ここでは大きな声を出すのが禁止されているなど、様々な「自主規制風」取り組みがおこなわれているようです。それなのに、海に落下した人がいるというのは情け無い限りですね。
で、こうなると出てくるのがこういうものです。

くーちゃんパン(笑)
まあ、可愛いから良いんですけどね(笑)

写真、ありがとうございました。
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魚類の歯はなかなかおもしろく、軟骨魚類のサメも次々と新しく入れ替わるすばらしい歯の持ち主です。
では、同じ軟骨魚類のエイはこんな感じでした。

同じように、次々と新しいのが出てくるタイプの歯を持っていますね。
大変おもしろいことが色々とわかってきました。
その辺は追ってまた書き込んでいきたいと思います。
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2009年2月26日木曜日

昨日はエイ、今日はブタ、明日はイルカ

昨日は頼んでいたエイがやっと入荷したので、解剖をしました。
他の魚類の解剖と違って、軟骨魚類であるエイはなかなかおもしろかったです。

ヌメリとにおいがなかなかハードでしたが、1000円分の価値があったなと思いました。
今日は中学3年生の強い希望により子ブタの解剖。
教科書のイラストだけではなく、「実感を伴う」というのは重要な事だなと思いました。
子どもらもその辺は実感したようです。
においも重要な要素になりますね。
そして、明日はWisdom96の定例会です。
ここでは、ずっとずっと前に送っていただいてあって保管してあるイシイルカの内臓を解剖してみることになっています。注目は腎臓です。問題は腎臓があるかどうかですが、明日ついに解凍をはじめることになります。エイの比じゃないのですよね・・・においが。
まあ、そのあと2日間理科室は使わないので掃除さえすればOKなのですが・・・
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2009年2月25日水曜日

乾いた路面は滑らない

昨日の夕方から、再び結構な勢いで雪が降りました。
それこそ、がっかりするほどの雪の降り方でした。
大変細かい雪で、それがあっという間に数cm積もっていました。
こういう雪は非常に滑りやすくて、カーブなどでちょっと油断をすると、すぐに後ろを持って行かれます。
この雪をストロボ付きで撮影してみました。これがなかなか良い感じなのです。

絶妙な形の結晶に光が反射して色々な色に見えているのですね。
この雪、夜には気温が上がってとけたようで、なんだか最悪の路面状況でした。
ガチガチに冷えた路面は全然滑らないのですが、こういう「濡れた路面」は最悪ですね。
本当に良く滑ります。
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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...