こんな虫を見たことがある人も多いでしょう。
センチコガネというコンチュウです。
センチコガネのセンチの語源は雪隠。つまりトイレです。
このコンチュウ、綺麗な金属光沢がありますし、地域によって随分色調も違いますからコレクションの対象にもなっています。
このコンチュウは名前の通り、糞が大好き。
馬糞や牛糞に集まりますし、動物の遺骸などにもあつまります。
先週、パークゴルフの道具を片付けたのですが、カップの中に大量のこのセンチコガネの死骸がありました。寒さをしのぐのに、こちらに隠れるのでしょうね。
今日は壁を歩いているのを見つけました。
裏にはダニもついていたのですが、上手く撮影できませんでした。
人気ブログランキングへ
糞虫たちの博物誌
この本、面白そう・・・クリックしちゃいそうです!
2008年10月22日水曜日
コレクション対象・・・センチコガネ
2008年10月21日火曜日
ベニシジミ
ぐるっと校地内を歩いてみましたが、なかなかこれといった対象物が見つかりません。
気温の関係で、コンチュウたちはどんどん少なくなっています。
久しぶりに見つけたのがこれ。
完全にこちらに尻をむけています(笑)
触角の様子がなかなかかわいらしいです。
横に移動して見ると、こんな感じです。
内側の模様はよく見ますが、これはあまり見ることがないかもしれません。
残念ながら蜜を吸っているところを撮ることができませんでした。
残念です。
可愛いですよね。
人気ブログランキングへ
チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)
これがガガンボです
こちらのBlogで、ハチの羽根が4枚だというのがなかなかわからないという話が出ていました。
羽根が2枚しかないのでガガンボではないかという展開にもなってきていました。
ガガンボとは頭部の様子も違うのですが、あまりじっくり見ることはないでしょうから、機会があったら載せたいなと思っていたのですが・・・
今日たまたまいたのがこのガガンボです。
羽根は2枚しかありません。
でも、コンチュウの身体の基本は頭部・胸部・腹部に分かれていて、胸部から2対の羽根と節のある3対の脚。
ガガンボには羽根は2枚しかないのでしょうか?
実は痕跡が残っています。
ここです。
この痕跡器官を平均棍とよんでいます。役に立たなそうに見えますが、案外そうでもないと言われています。アブやハエにもついています。今度見てみましょう(笑)
人気ブログランキングへ
2008年10月20日月曜日
Wisdom96の10月例会報告(写真などを追加)
金曜日(10月17日)はWisdom96の定例会でした。
普段とは違う会場でしたが、なかなか盛り上がりました。
開始時間も普段より早かったのですが、終了時間はやはり同じです。
この日は朝から義務的に参加しなければ行けない研修会でした。
一年に一度集まるものなのですが、内容的には残念ながら「トホホ」でした。
レポート集も出されるのですが、そのレポート集がとにかく恐ろしい・・・
正直環境破壊ではないかと思わされるようなものでした。紙の無駄遣いです。
現場の人間はもう少し真摯に研修をしなければいけないだろうと痛感させられました。
終わって、妙な虚脱感はありましたが、6時から会場を移動して例会に入りました。
今回は新しく小学校の方が来られたのですが、その前向きさに、自分らも考えさせられました。
やった内容は以下の通りです。
■コンニャクイモからコンニャク
これは以前にもやっているのですが、色々と考えさせられます。
とにかく、こんな物を食べようと思った先人達がすごい。
ひどい目に合うよという話をしましたが、生イモを口にして、実感してもらいました。
初めてという5人が、ひどい目に合っていました。
でも、将来こんな事をする機会があったとき、それを実体験しているかどうかはとにかく大きな違いになるのですね。そんな観点から考えても非常に良い経験では?サトイモ科の植物ですから、本家サトイモも生でたべるとこうなのか、興味があるところです。(やってみます(笑))
今回は地域の方にイモを譲っていただきました。感謝です。
■マイタケのプロティアーゼ
市販されているマイタケのタンパク質分解酵素のパワーを実感する実験です。茶碗蒸し風に仕上げるのですが、見事に「固まらない」のです。これをうまく工夫して、ひょっとしたら骨格標本にまで応用できるのではないかと思っています。それにしてもとてつもないパワーです。
左から順に「マイタケ入り」「ノーマル」「タンパク質分解酵素入り」です。
固まっていない様子がわかります。
■ヤツメウナギの解剖
ヤツメウナギは円口類という、原始的な魚類の仲間です。ヤツメと言うくらいで目の後ろの部分に7つのエラアナがあって、たしかに目が8つに見えます。解剖してみるとその妙な形態と合わせてその切りにくいこと。それでもかなり丁寧に解剖をして、色々なことを理解できました。
血球のプレパラートも作成しました。いつも使っているギムザ液がありませんでしたから、メチレンブルーで染色。しっかり核を観察することが出来ました。歯をはずしてみたりして、非常に面白い時間でした。ヤツメウナギの赤血球には核が見られます。自分のものも提供しましたが、もちろんそちらにはありません。白血球が見えますが、それにはしっかり見えていました。
■アルギン酸ナトリウムで人工いくら
コンブなどのぬめり成分がアルギン酸です。それを利用してマイクロカプセルを作りました。人工いくらモドキです。これがなかなか面白いのです。一般的にはアルギン酸ナトリウム水溶液を塩化カルシウムの水溶液に滴下します。今回は、カルシウム分を多く含むミネラルウォーターに滴下して作りました。ベースのアルギン酸ナトリウムにはブドウジュースなどで味付けをしました。なかなかうまくいきませんでしたが、そこは粘りで何とか。最後は上手くいくようになりました。この素材はお持ち帰りでした。
■ギムネマ茶
インド原産のツル植物、ギムネマ。これは甘みを感じさせなくして「甘い物を摂取しないように」としむける物なのだそうです。実際にお茶のようにして呑むよりももっと手っ取り早くさらに効果絶大な物として・・・直接葉を食べるというのを試してみました。たしかに効果絶大。ひどいです。砂糖は砂のように、チョコレートはロウのように、そしてひどいのはガラナ。これはもう妙な薬品です。だめですね。たしかにこれは使えるかもしれません。生徒実験は4時間目はだめでしょうね。給食がひどいことになりそうです。
■電球を浮かせる
これは面白かったです。ベルヌーイの定理に関する実験を何種類かやった後、ブロアーで発泡スチロール球を浮かせます。垂直でなくても、OKです。どんどん傾けていくと面白いです。最後には、丸いブラックサイト(である必要はないのですが、それがあったのでしょう(笑))を浮かせるということに。たしかに浮きました。すごい。でもこのあと割れました(笑)落下してしまいましたので。やり方を工夫して安全確保が重要かもなと思います。
■ビデオデッキの分解
ビデオデッキの中のモーターが、低電圧で抵抗も少なく動くので、逆に発電機として利用するには良いのだという話がありました。それでさっそくやってみたのですが・・・なんだか上手くいきませんでした。面白いモーターも入っているのですが、残念ながら今回は失敗。なんとか他のビデオデッキでできればよいなと思います。今回は6台のビデオデッキが持ち込まれました。みなさんお持ち帰りでした。
■シンプルモーター
モーターは電線に電流が流れてそれが電磁石になり、外側や周辺にある磁石との関係で回転します。これはYouTubeにでていたモーターをそのまま再現した物です。素材は乾電池とアルミ線、それに丸いネオジム磁石です。たしかにまわります。面白い。
■斜面を転がる物体の運動
よく、中学校の試験などに物体を斜面に沿って落下させる実験が出題されます。そこには必ず「球と斜面の間には摩擦がない物とします」などと書かれていますが、それ自体あり得ないことです(笑)その摩擦の大きさは、球とレールのサイズがどのような関係なのかというのは非常に大きい効果をもたらしますというのを実験しました。本当に驚くほどの違いでした。
ということで、夜の7時くらいから、このくらいの内容をやるとやっぱりその日のうちにおわりませんね。それでも面白いのです。
さて、来月も第三金曜日が予定です。参加したい人は是非連絡をください。
人気ブログランキングへ
とにかくやってみる
クサフジのツルを見てみました。
頑張ってるよな〜これをじっくり見ていると、からみつく物を探してグルグルとまわっているはずなのです。
よくよく見ると、それに糸をかけているクモもいるようですが、とにかく頑張ってますね。
行き詰まって、もういいやって思ってしまいそうなことってありますが、この雑草たちはそんなこともなく、一生懸命に伸びようとしています。
もう、寒くなって朝には霜に当たったりするのでしょうが、頑張っています。
だめだこりゃッて思って言い訳ばかりしているのはいるのは人間くらいなのかもしれないな・・・と思わされました。
人気ブログランキングへ
シンプルモーター
Wisdom96のMailingListで、面白いモーターがあるという情報を教えていただきました。
ちょうどその数日後に、例会がありましたので、作ってみました。
簡単に作ることができます。
乾電池、ネオジム磁石にアルミ線のみ。もちろん銅線でも出来ます。
面白いなと思います。
しくみわかりますか?
#これはYouTubeを貼れるようになったというのを確認するための試験投稿も兼ねてたりします(笑)
人気ブログランキングへ
野生フクロウのペリット
ここで、海外から輸入したフクロウのペリットの分解を紹介しました。
以前、野生フクロウのペリットを撮影した場所は鮮明に記憶しているので、彼らの習性を考えれば、おそらくその場所に行けば採取することが出来るのでしょう。タイミングさえ合えば。ただ、ちょっと離れているので、時間がなくいくことが出来ないでいます。
今日、学校に行って戻る途中、なぜかちょっと戻ってみようかなと思った場所がありました。全然理由はないのですが、なんと言うことはなく車で100m程Uターン。
そしてふと足元を見ると、あるじゃないですか〜こりゃ呼ばれたな。そんな気分です。
間違いなく1頭分のネズミは入っています。
自転車に踏まれたのか、時間がたったのかわかりませんがばらけてしまっています。
この場所も覚えておくことにしよう。この周辺では何度もフクロウを見ているので、楽しみが増えました。
人気ブログランキングへ
キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)
米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...