月は地球の衛星です。自分で光を発しているわけでなく、太陽からの光を反射しています。それが地球の周囲を公転していますから、常に形が変化していることになります。
上弦や下弦の月、半月の数日前後、細い月のタイミングは「地球照」をみるのに適しています。
地球照というのは「地球に当たった光が反射して月を照らす」現象で、輝いている部分ではないところの月の模様などがうっすらと見える現象です。
図で表すとこんな感じです。
実際に撮影のチャンスが巡ってきたので挑戦しました。
遠景であればそれなりに撮影はできます。
ちょっといつもの電波塔的な建造物をはさんだ感じですが、月と水星が綺麗に見えています。
拡大していくと、どうしても細いなりにまぶしい月の反射光の関係でなんだかめちゃくちゃ難しいです。
光っているところに露出をあわせるとこんな感じになって地球照は全然写りません。
地球照の部分にあわせると、光の部分は完全に飛んでしまいます、辛いですw
まあ、地球照って漢字には見えるでしょうから、良いことにします。
きっと良いバランスがあるのでしょうが手は冷たいわ、頭皮も冷たいわで早々に退散してしまいました。仕方ないよね。
温かくても見えるチャンスはあると思うのでその時に挑戦したいです…といいつつ、きっとその時は「虫刺されが」とかいうと思いますけどね。
ということで、月の写真はまだまだ撮り続けたいとは思っています。
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