2015年1月17日土曜日

昼食をとってジャンタル・マンタルへ

水の宮殿のあとは、ジャンタル マンタル。

その前に風の宮殿と呼ばれるHawa Mahalにちょっと寄ります。

これはここから見るととても素晴らしいのですが、驚くほど薄っぺらい建物なのです。

札幌圏の人は「道都大学みたい」だというとわかりやすいかも。

5階建てで、窓の数がなんと953個。

風通しはどう考えても良さそうです。

中から通りの方を見ていたのでしょうね。

そしてこの赤いのはやはり赤砂岩の色です。旧市街はこの色で統一されているのです。

なので、PinkCityと呼ばれています。

BlueCityと呼ばれるジョードプルに行ってみたかったのですが今回は無理です。

昼食はなかなかオシャレな店でした。

入った時はガラガラ。最後は満席でした。

また、オーダーは同じ。チキンとマトンとビリヤニとナン。

冒険度ゼロですね、食に関しては。

お腹を壊してられないのです、次が問題のサファリなので。

その後、ジャンタル・マンタルへ。これは世界遺産です。

ジャンタル・マンタルは、1728年から建て始められた天文台。

とにかく好きな人にはもうたまらない施設です。

当時の人がどのように観測したのかなどを想像するだけでワクワクします。

今回理系3人は完全どはまりでした。他は微妙な対応ではっきり分かれる施設ですね。

入場券の購入はこんな列。

でも、アンベール城で、何箇所か入れるチケット購入したのでスルーです。

修学旅行生もたくさん来ています。

ここは、数も大きのですが、とにかくスケールが大きいのです。
これはまだ精度が低い日時計。それでも美しいです。傾きが違うものが背中合わせにあるので、1年中使えるようになっています。
この下の部分から覗くと、延長線上に北極星がくるらしいです。

夜みたいです・・・残念です。

これも日時計。めっちゃでかいし計算し尽くされています。

さすがって感じです・・・

大理石をこんな風に加工して、天文台を作ってしまう。

この、黒い隙間の部分に人が入り込んで細かく観測できるようになっているのです。

これも違う角度で2個あります。

もっとも精度の高い日時計は2秒までわかるんです。

これ、貸切にしてずっと見ていたいなぁ、そしてデータをタイムラプスで保存するとか。

感動して外に出ると、そういえばバラナシでもどこでもやっている凧揚げ少年。

もう少しすると凧揚げ祭りがあるんだそうです。

今度この時期に行く時日本の凧持って行ったら面白そうだな。

そしてついに発見、この茶色い果物。

チークと呼ばれています。

干し柿みたいな感じの果物。

自分は見つけたら絶対に買うのですが、バナナと同列くらいの残念な果物らしいです。

ガイドさんもあげるかといったら「いらないよ」と言われて終了でした。

美味しいのに・・・
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2015年1月16日金曜日

アンベール城

ジャイプールの赤い砂岩を活用して作られた大きな城、アンベール城。

1592年から150年もかけて作られたという大きな城です。

まずは第一弾として、外観などを中心に。

朝の早いうちはかなり霧で大変でした。

ここは、ゾウで登っていくのが有名ですが、前回行った時にやったのでパス。

めっちゃ並ぶし、ゾウへのチップが高いので・・・

こんな感じで車で登ってくる人もたくさんいます。

早いので駐車場も空いていました。帰りは大変な混みっぷりでしたが。

タージ・マハルは石を組み込んで美しい模様を作り出していますが、

こちらは植物性の染料だそうです。

これがとれないのが不思議な気もしますが、実に精巧で美しく見えます。

とにかくこの幾何学的な模様の組み合わせは相当すごいなと思います。

接近すると、確かに石ではありません。

塗ってあります。

この建物すべてに塗る分の塗料と、

その原料になる植物の量はとてつもないものだと思います。

内部はさらにすごい構造になっていますので、後ほどまた

アンベール城の内部〜鏡の間

アンベール城の内部です。これは染料でないのはわかると思います。なんと「鏡」です。

部屋中鏡だらけなのです。小さな鏡の組み合わせで作り出された模様の数々。

石を削ったり染料で描いたりも大変ですが、これまた大変。おそらく怪我はこれが一番多かったでしょうね。

計算し尽くされていると思うのですが、このサイズの違いってなんだろうか??というのは小さな問題ですよね。小さな問題です・・・多分。
城の部屋の内部から見る風景はこんな感じです。

外に見えているのは城の中にある「サフランガーデン」。サフランを作っているという話でした。当時からだったのかはわかりません。民衆たちはこんな風に見えたのでしょうね。今はみなさん写真撮影中です。あと、土産屋さんに追いかけられまくりです。

手前にあるのはフェンスですがなんと全て大理石製です。一枚の大理石を丁寧にくりぬいて行って作ったものです。ただ刳り抜いただけではなく、手に怪我をしないように全て丸く加工しています。すべすべ。
まあ、お見事です。で、これは猛烈な作業ですね。

アンベール城の内部〜クーリングシステムあり

冬の北インドは寒いです。

当然、城の中も寒かったです。

それでもコウモリが入ってきているので、まあそれなりの気温なのでしょう。

夏にきたらきっとこの効果がわかるのだろうというものがありました。

この階段の横にある、大理石を削った凸凹の板。

ここを水が流れるのだそうです。当然気化熱で周辺の気温は下がります。

打ち水をしたのと同じですね。

そして、かなりの距離を水が流れて、向こう側に落ちていきます。

この水は、巨大な地下のタンクに貯められ、水牛が回す井戸で上に組み上げられているそうです。

残念ながら写真が綺麗に撮れていませんでした、その井戸の様子。

4階立ての建物の上から下を見ているくらいの感じの深い井戸でした。

すごいもんだと思いましたが、もっと驚いたのがこれです。

この、水路の上にこんなものが。

天井の部分ですが、何かフックのようなものがあるのです。

フックには、ハンモックをかけて王妃がくつろいだのだそうです。

そして、4個のフックの真ん中にある丸いのは鏡です。

流れる水で気温を下げ、せせらぎの音を聞き、ハンモックに揺られて

その姿を鏡に映してみる・・・

優雅なものですね・・すごいすごい人気ブログランキングへ

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2015年1月15日木曜日

ラジャスタン パレス ホテル(ジャイプール)

ラジャスタンパレスホテル。ジャイプールでの宿泊先です。ニューデリーでは700円の宿でしたが、ここは3倍もします。当然豪華です(笑)。ジャイプールの建物の多くは赤っぽいです。赤砂岩だそうです。なかなか美しいです。ここのホテルも赤砂岩でオシャレです。

さりげなく、こんなパネルが置いてありました。これなかなか重たいですが、綺麗なレリーフになっていました。こういうのをはめ込んで建物の模様を作り出しているのですね。すごいものだと思います。手でコツコツと作り上げているのです。アーグラーでも、タージマハルを作った時の子孫なんだ(?ほんとか?)という人たちが、大理石細工の作業をしていましたが、正直めちゃくちゃ下手でめちゃくちゃ下手でした。そのうち上手になるんでしょうけどね・・・そんな建物の立て方がやっぱりインド。ネパールもそうでしたがすごいです。この足場・・・竹。

これに赤砂岩、貼り付けていくんですね。何で貼り付けているんですか?

朝食はこんな感じです。このうち、二つはパンとナンです。一つはスープ。二つはカレーです。しかし、このホテルの滞在時間は6時間。寝ただけです・・・。

2015年1月14日水曜日

バナナのデンプン粒の変化

遊んでる話(本人的には遊びではないのですが)ばかりだと思われるのもアレなんで。ちょっと実験の話を。バナナのデンプンの話です。バナナは、未熟な青いうちに収穫されます。ミバエの仲間が一緒に国内に入ることを防ぐためです。そして追熟されて国内で販売されるのです。青い状態とシュガースポットが出た状態では味が違います。好みは人それぞれでしょうが、甘みが増すのは完熟してからです。青い時のデンプンがどんどん分解されて糖に変わるのです。実際に顕微鏡で観察してみると、本当にデンプン量が少なくなってきているのがわかります。こんなに大きなデンプン粒がこんなに小さくなってしまいます

外部から何かを注入するわけではないので、原因は全て内部です。実際に実験で確認することもできます。そんなことを、記事にまとめておきました。もう原稿として送ってあるので、あとは校正をする感じです。バナナはなかなか面白いのです。安いし美味しいのでいいですよね。人気ブログランキングへ↑クリックで応援よろしくお願いいたします!

アーグラーからジャイプール〜濃霧で大変

タージマハルを見て満足したのですが、アグラ城などは車窓からチラッと。

濃霧で色々遅れているからです。

一つ遅れて理由は大理石の店に寄ったりしたからです。

この辺は大理石が有名で、色々と工芸品に加工して販売しているのです。

置物などいろいろなものに加工されています。値段もピンキリ。

自分は買いませんが若者たちが購入していました。

自分がいいなと思った価格なら別にいいよなと思うのです。

気になったのはこの電球。フィラメントの美しさが際立っています。

これを灯篭のようなものに入れてデモ用にしてました。

今日の目的地はアグラからさらに進んでジャイプール。

車で6時間ほどかかる距離なのです。

運転手さんに感謝です。

なぜなら、街の中の道路はこんな感じ。

この女性の運んでいる荷物の量は尋常じゃありませんね。

水牛の数も尋常ではありません。

そして、この車の密度はどうでしょう?

車間距離はもうマジックの世界。

i-Shightとか言ってますけど、これが機能している車だと、おそらく進まないのでは?

高速道路はこれまたとてつもない量の荷物を積んだトラックが走ります。

逆走、横断、動物なんでもあり。

そしてこの濃霧。

途中で夕食などによってもらい、無事にジャイプールに到着です。

着いたのはもう夜。なかなか良いホテルなのですが、滞在時間短すぎの予感。

まあ、仕方ない。

途中でデリー発ジャイプール行きのダブルデッカーの列車に追い越されましたが、

これも遅れてるんだろうな。とにかく濃霧だもんな。人気ブログランキングへ↑クリックで応援よろしくお願いいたします!

ちなみに、デリー発のアグラ→ジャイプールの2泊3日。

価格はホテル代入れるとこの時期5万とかなんですね。

そう考えると、今回の強行軍は激安です。

キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...