楽しすぎるをバラまくプロジェクトのメンバーとして、子ども向けのイベントの講師をしてきました。
COVID-19関連対策で、時間も超限定、会場も広くとって感染対策も万全な感じでした。
しかし、それはこういうイベントではマイナス要因が多くなってしまいます。特に作業の時には分散しがちでそんな気がしました。全体の速度が遅くなるんですよね。教えあうということ、他の人の作業をみて気づくということがないので。
それでもそれなりの時間に収束できたように思います。そして、きっと楽しんでくれたに違いないと思っています。
最近はこの手のイベントにも以前紹介したPlickesを活用していますが、一問目はカードの練習もかねてこんな感じです。
まあ、出だしから楽しみという子が集まっているのですから、終わったときに「残念だった」って書かれると本当に残念ですよねw
当然基本は昆虫大好きという子達が集まっているのでしょうから、知っていることもマニアックだったり、年齢的にも「知っていることはいいたくて仕方ない」というモード全開で、めちゃくちゃ楽しかったです。
まあ、小学校の先生達ってめっちゃ大変だなって思うこともありましたが・・w
自分が気になったのは募集のポスターで書かれている前半と後半の男女比です。もちろん、こういうことの好みに性差を持ち出すのはナンセンスなのは承知ですが、参加人数比に明らかな違いがあったからです。
前半はほとんど男子ばっかり、後半の低学年の方は半々くらいなという感じです。これはおそらく小学校中学年あたりに何かきっかけがあるように思ってしまうのです。
どんなバイアスをかけられてくるのかわかりませんが、ひょっとしたら暗に同調圧力がかかるのかも知れないな・・・なんて思っていました。
「え?あんた虫好きなの?え〜」みたいなやつです。ありそうじゃないですかね?そこで触ろうものなら「え、マジ無理」とか言われたりして・・・いやこれ勝手な妄想ですが、そんな感じでだんだん興味関心すら「失ってないけど表面化させない」のはあるかも知れませんね。
以前、全国規模の理科の研究会でも「この境界が気になるんだ」という話をしたのですが、「保護者の問題も大きいかも」って話にはなっていました。
昆虫の世界もなかなか興味深いのですがね・・・?
ということで、一番認識違いが多かったのは集蜜量でした。一匹のハチがどんぶり一杯くらいの蜜を集めてくると思っていることも結構いて面白かったです。
あと、アルコール内で保管しているすでに死んだハチなのですが、「これに二回刺されたらアレルギーで死ぬんだよ、どうしよう」って急にビビり出したりするのも面白かったです。しょうがないので瓶詰めだけ手伝ってあげたらまた元気を取り戻して生き生きと話しまくってましたw
子どもって正直ですよね。きっと家に帰ってからも楽しそうに報告してくれたり、次にハチミツを食べるときやもう少し暖かくなって実際のミツバチをみたときなんかに色々感じてくれそうだなと思いました。
今回チャンスをいただけて大変良かったと思います。初期微動継続時間も考えることができましたし、時短営業の恐ろしさも知ることとなりました。
行きの飛行機は一割ほどしか乗っていいませんでしたが、帰りの飛行機は空席待ちでしたから、やっぱり人は動いているのね・・・という印象も持ちました。
さて、実物標本は色々構想があるんですが、次これかな・・・ブラックモデルってことで。
裏にもあるんで全部で12種類です。配置は人それぞれにできるし面白そう。木材などはすでに切り終わっているので、後は解説本だけなんですがね。
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