支笏湖をのぞむ山で、生徒たちはひたすら頂上を目指し、なかなか脇にある植物などには気が行かない模様でした。若さ全開で、とにかく猛烈なコースタイム。標準タイムの2/3くらいの勢いです。それではなかなかじっくり見る事には行かないですよね。下りでは、側溝にあるサンショウウオの卵などを発見して喜んでいる人達は何人かいましたが・・・なかなか最近の子どもたちに興味関心を持たせるのは難しいのかもしれません。
そんな中、誰にも気付かれる事なく、北海道では絶滅危急種に指定されているシラネアオイがひっそり咲いていました。この美しい花ですが、花弁ではなく4枚の萼片です。でも「美しい花」という事で良いですよね。これ、昔はキンポウゲ科という分類でしたが、シラネアオイ科ですね、今は。それにしても美しいです。
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