2009年8月20日木曜日

Numbat〜PerthZoo

有袋類は実に不思議な生物だというのは知っていましたが、カンガルーやコアラくらいが有名で、他にはどうだろう・・・という程度でした。
自分は単孔類であるハリモグラとカモノハシをこの目で見てみたかったのですが、PerthZooにはハリモグラしかいないということでちょいと残念でした。
それでも、ハリモグラがちょっとだけでも見られて良かったなと思っていると、「西オーストラリアのシンボルはNunbatよ」と解説のおばちゃんが案内してくれました。
可愛いNunbatを是非見ていってちょうだいと言うことでしたが、警戒心が強いらしく全然出てこないのです。
諦めて生態を紹介しているビデオを見に行ったところ、根性で一人待ち続けていた同行者が「出てきた!」というではありませんか。
はじめて見るNumbatというのはこういう生物でした。


解説のおばちゃんが教えてくれているのを聞いていると「marsupial animal」と聞こえたので、自分は有袋類だと思ってみていました。
別な同行者がそのおばちゃんに「袋を持っているのか?」ときいたら「いいや」といってたよということで、???状態ではあったのですが、おばちゃんもいなくなったし帰ってから調べようと思って忘れていました。
今調べてみるとやっぱりNumbatは有袋類。そして日本語ではフクロアリクイと呼ばれているようです。なるほど・・・たしかに生体の説明の時にはtermiteを食べると言っていたな・・・とか思い出し中です。
この動物の生息域は西オーストラリアのごく一部のようです。そういえば今回は蟻塚も見たかったのに・・・などと今ごろ悔しくなっています。
それでも、こんな不思議な生物を見ることが見られたので良しとするか・・・
生息域にマークがついていて、頑張っていこうかと思っても350kmとか離れてるんですよね・・・
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行動展示・・・PerthZoo

日本では旭山動物園が行動展示を取り入れて大人気。
上野動物園の入場者数を突破する程の人気です。
「凄く考えた展示だな〜」と思っていたのですが、パース動物園はすべてがそんな感じでした。
オランウータンなんかまさにそのまま。
こう言うところを参考にして作ったんだなというのがわかりました。

まあ、どこでみてもオランウータンの行動は何ともかわいらしく、それを見ている人間の様子を見るのもおもしろいです。
人間に近いので、きっと親近感を覚えてしまうのだろうと思います。行動一つ一つを擬人化させて考えてしまっています。おもしろいです。

その横には大きな木生のシダがありました。
胞子嚢をたくさん持っています。日の光を透かしてみるとなかなか良い感じでした。
これ、胞子から成長していく過程を見てみたいものです。
胞子ほしかったな・・・
それにしても、ここはすばらしい植物相でした。さっぱり訳がわかりません・・・
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2009年8月19日水曜日

PerthZoo〜ここでもコンチュウが気になる

コアラやカンガルーを見たあと、移動しているところでふと木の葉の上に目をやると、一匹の昆虫が見えていました。
冬ということで、あまりコンチュウたちを見かけなかったのですが、小さなコンチュウが一匹だけ、葉の上にとまっているのです。
残念ながらマクロレンズで撮るような距離ではないので、300mmで挑戦。
するとどうやらカメムシの仲間のようです。


アレ?
でも今まで見たことがないような形をしています。
地味な色調ですが、形がちょっと変なのです。
まるで脱皮に失敗した甲虫のような形になっています。
何でしょう・・・
名前が解りませんし、残念ながらコンチュウが出ているような本を買うことはできませんでしたから、現段階では解りません。
こう言うのって気になって仕方がありません。
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PerthZoo〜ハイイロカンガルー

もう一つオーストラリアの動物でメジャーなものといえばやはりカンガルーでしょう。

これは小柄なハイイロカンガルー。
二頭いましたが、いた場所はコアラがいる柵の中・・・というか比較的自由に何でもOKというのがこちらでのカンガルーの扱いのようでした。
日本の動物園で放置されているヒツジみたいな感じでしょうか?比較的自由に歩き回っていました。
ハイビスカスのような花をもぎ取って食べています。
この後、シャークベイまでのロングドライブに出かけましたが、その間何十頭ものカンガルーの死骸を見かけることになりました。
野生のカンガルーも道路を横断していましたが、何ともたくましい、猛烈な跳躍力で驚きました。
でも、それはアカカンガルー。これよりもずっと大きな種類です。
何ともかわいらしいのですが、交通事故になることを考えるとかなりやっかいな生き物かもしれません。まあ、彼らの生息域に道路を造ったので仕方がないのですが・・・
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PerthZoo〜Nativeコアラ

日本でコアラを観察すると、過剰環境下に置かれていて、何ともかわいそうな気がします。
まあ、オーストラリアで人に抱かれまくっているコアラもそうなのでしょうが、空調も完璧な部屋の中で生活しているのがそう快適そうに見えないのは気のせいではないはずです。
パース動物園にもコアラがいました。
ごく普通に飼育されているような感じです。
有毒で時間をかけて消化するコアラはあまり動かないようなイメージのコアラです。

でも、こちらのコアラは随分元気が良いな〜と思っていたのですが、このあと、このコアラはするすると木を降り、案外軽やかに移動して隣の木に登っていきました。

小走りという感じ。ちょっとコアラのイメージが変わりました。
ムービーをそのうちアップしたいと思います。
やっぱり本当は野生の方が良いに決まっていますよね。
まずはシンボルのコアラをアップしておきました。
コアラの骨格などは以前こちらにアップしてあります。
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2009年8月18日火曜日

Perth Zoo〜爬虫類と両生類

昨日は爬虫類として蛇とトカゲを紹介しましたが、交尾中のカメを撮影していたのを忘れていました。

今まで交尾中のカメは見たことがありませんでした。
本州だと自生しているのもあるので、きっと見かけるチャンスはあるのでしょうが・・・
以前学校の人工池の中でミシシッピアカミミガメが産卵したことはありましたが、一匹のままでしたから・・・
そういえば、こちらではスッポンの有精卵をGetしたらしく、うらやましい限りです。

Western Swamp Tortoisesというカメは、Perth近くのSwanValleyという狭い範囲にしか生息していないようで、卵がネコやキツネ、ネズミなどに食べられて絶滅の危機のようです。
外来生物のせいでこんな事になってしまったのでしょうね。困った問題です。
オーストラリアの入国がやたらと厳しい理由がわかるような気もします。
もう一つはこのカエル。

Splendid Tree Frogです。
きれいな緑色でした。ただ、このカエルもやはり危機的状況にあるようで、北東部に生息しているヒキガエルの仲間などが流入すれば食べられてしまって絶滅する可能性もあるようです。
オーストラリアは大変広いのですが、こういうデリケートな問題が山積しているのですね。
人間が色々と考えなければいけないのだなと実感させられます。
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パースのトリたち・・・

Perth Zooは非常に広く、日程的に余裕のない自分たちはピックアップして観察するしかありませんでした。まあ、それでも十分以上に楽しめましたが・・・
国土が広いというのはこう言うところにも出るのだなと再認識させられました。
まずは街中でも大騒ぎしていたゴシキセイガイインコというトリです。

これは飼育すると随分なれるようです。日本で販売すると確かに売れそうですよね。
きれいなインコですが、そこらじゅうに大量にいましたので、感動すら無くなってくる感じでした。
カラスの方がずっと少なく、その鳴き声が何とも間抜けな感じで、可愛く感じてしいまいました。
それでもやっぱり現地ではあまり好まれていないようでした。
確かに道路に横たわっている動物の死骸に集まっているのはカラスでしたし・・・

(ピンぼけですがカラス。日本のカラスとの違いは目かな?)
このシーンはよく海岸で見かけますが、遠いことが多いのでよく撮れません。
今回はパースまで行ってなぜか撮影できました。
ところが鳥の種類を確認してくるのを忘れました。何でしょう。何鵜?

目立ったのがBlack-necked Storkです。これ、北オーストラリアの方にいるんですね。
かなりでかかったです。
色調が微妙で黒ではありません。
これは猛烈な食べっぷりのようです。日本語名は何なのでしょうかね?

ここに詳しく出ています。Wikipediaですけど・・・
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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...