2015年1月18日日曜日

ジャイプールの伝統工房

ジャイプールで有名な木版染めの工房。まあ、ドライバーなどの関係もあるのでこういうところにも寄ることになります。チャイはご馳走してくれるので、買わなきゃいいだけで、工房見学もできるのでそれはそれで勉強になります。

薄暗い工房に、こんな鮮やかな染料が置いてありました。太陽光にあたらないのは確かに重要かもしれませんね。紫外線も防ぐことができるし、乾燥も防ぐこともできます。

こんな木版で、布にスタンプしていきます。手間がすごいと思いましたが、まあ、めちゃくちゃ早かったです。職人技です。見本の布にスタンプしてくれました。自分はTシャツにやってもらいました。それもEvernoteのTシャツ。

表にゾウが描かれているので両面ゾウになりましたw


こんな刺繍もこの地方の名物です。これが金属の意図やめちゃくちゃ細いスプリングなどを組み合わせています。

おもて面だけでできるはずありませんよね。裏から針を刺すのですが、場所を確実に決められるのは凄いですね。

奥に進んでいくとこんなものがありました。

これは、カーペットです。こうやって原盤があって、手で組んでいくのですね。

凄いですね・・・まあ本当に細いです。これだもん、価格が高いに決まっていますよね。手間を考えると、当然です。もちろん買えません。でも、この店はなかなか良かったです。商売の方法も秀逸・・・www

サワイマドプールへ

ジャイプールでの見学も終わって、買い物も終了。いよいよサワイマドプールに移動することに。これ、電車なら絶対に大変だったな・・・アンベール城でゾウタクシーを利用しませんでした。わずか10分間に結構なお金がかかるからです。で、ゾウに乗りたがっていた人たちは、なんとなく残念だなという話に。すると、ドライバーが別な場所でもっと安くゾウに乗れると・・・

こっちも十分以上に高かった上に、ゾウが鼻を使って登らせてくれるというのがオプションで2000円でした。おいおい・・・まあ仕方がないですね、乗りたかったんですから。30分という時間の予定でしたが、きっと20分ほどではなかったでしょうか?まあ、久しぶりにあの独特な揺れでした。あ、もちろん自分は鼻経由で乗っていません。ゾウの鼻折れたら困るんで・・

人の家の前を歩きます。このおじいさんは松葉杖使ってたんですね、今わかりました。このベッドみたいの気持ち良さそうだな。この家にもあるな、ここでゴロッとしていたら気持ち良いに決まってる。
そんなのとか、ゾウがアカシアの葉を食べるのとかをみて、あっという間の「通称30分」でした。
5分待てというときは長いのに、これは早かったわ。
まあ、乗りたかったので良かったことにします。ゾウはこんな感じで牙を切られています。


さて、ランタンボールへ進行


不思議な模様のヤギがいました。ちょっと不気味・・・
ランタンボールに着いた時にはもうこんな暗さでした。またガスってます。


ホテルにいくと、なんとなく怪しい雰囲気・・・なんと「1部屋しか取れてない」というオチ。またこんな感じで交渉かよ・・・
「2部屋予約してるよね、全食事付きで」「いや、1部屋しかされてない」「いやいや、このバウチャー見ろよ」「・・・こっち来てくれ」officeへ「あーメールみてくれ、一部屋は次のページになってた」「それはいいけど、2部屋予約してるよね」「だね・・・んーーーー」実は他の客もこんな感じで怒ってるんです。日本人は若干気を使いすぎなので「最悪、マットレス貸してくれたら1部屋でもいいよ」「いや、こっちのミスなのでなんとかします」「なんともならないでしょうや」「いや、なんとかするから」ということで、無理やりなんとかしてくれました。もう一組の人たちは相当怒ってたんできっとやばかったのでは?
部屋に荷物入れて、晩御飯。ここは3食ついてます。理由は・・・近くに何にもないからでした。
さて、明日からのサファリが楽しみです。トラが目的なのでね、今回は。

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2015年1月17日土曜日

途中休憩でネズミ軍団

次の見学場所のジャンタル・マンタルの途中に水の宮殿前で休憩。

車が給油に行ったので、その間の時間つぶしで見学な感じです。

Man Sagar湖という人造湖の中にある宮殿。

水がいっぱいになると最上階しか見えなくなるという5階建ての宮殿。

夏の避暑地として使うのだそうです。

いろいろ考えるもんですね。

乾季にはどんどん水が減っていくようです。

この前の道路には中央分離帯もありそれなりの交通量。

駐車場にはお土産売りのおばさんや果物売りのおじさんがいます。

ここで、今回初ヤシの実ジュース。

そして、ブーゲンビレアなどを撮っているうちに、

さっきまで霧が立ち込めていたのがどんどん晴れてきて豆科の植物。

さらに、ふと湖の方を見て、地面で活発に動くものを発見。

大量のネズミたち。

これを喜んで撮影する日本人に、不思議な顔をするインド人。

まあ、日本で野生のネズミがこれほど活発に活動しているのを見ることはなかなかありません

というより初めてみました。

昼食をとってジャンタル・マンタルへ

水の宮殿のあとは、ジャンタル マンタル。

その前に風の宮殿と呼ばれるHawa Mahalにちょっと寄ります。

これはここから見るととても素晴らしいのですが、驚くほど薄っぺらい建物なのです。

札幌圏の人は「道都大学みたい」だというとわかりやすいかも。

5階建てで、窓の数がなんと953個。

風通しはどう考えても良さそうです。

中から通りの方を見ていたのでしょうね。

そしてこの赤いのはやはり赤砂岩の色です。旧市街はこの色で統一されているのです。

なので、PinkCityと呼ばれています。

BlueCityと呼ばれるジョードプルに行ってみたかったのですが今回は無理です。

昼食はなかなかオシャレな店でした。

入った時はガラガラ。最後は満席でした。

また、オーダーは同じ。チキンとマトンとビリヤニとナン。

冒険度ゼロですね、食に関しては。

お腹を壊してられないのです、次が問題のサファリなので。

その後、ジャンタル・マンタルへ。これは世界遺産です。

ジャンタル・マンタルは、1728年から建て始められた天文台。

とにかく好きな人にはもうたまらない施設です。

当時の人がどのように観測したのかなどを想像するだけでワクワクします。

今回理系3人は完全どはまりでした。他は微妙な対応ではっきり分かれる施設ですね。

入場券の購入はこんな列。

でも、アンベール城で、何箇所か入れるチケット購入したのでスルーです。

修学旅行生もたくさん来ています。

ここは、数も大きのですが、とにかくスケールが大きいのです。
これはまだ精度が低い日時計。それでも美しいです。傾きが違うものが背中合わせにあるので、1年中使えるようになっています。
この下の部分から覗くと、延長線上に北極星がくるらしいです。

夜みたいです・・・残念です。

これも日時計。めっちゃでかいし計算し尽くされています。

さすがって感じです・・・

大理石をこんな風に加工して、天文台を作ってしまう。

この、黒い隙間の部分に人が入り込んで細かく観測できるようになっているのです。

これも違う角度で2個あります。

もっとも精度の高い日時計は2秒までわかるんです。

これ、貸切にしてずっと見ていたいなぁ、そしてデータをタイムラプスで保存するとか。

感動して外に出ると、そういえばバラナシでもどこでもやっている凧揚げ少年。

もう少しすると凧揚げ祭りがあるんだそうです。

今度この時期に行く時日本の凧持って行ったら面白そうだな。

そしてついに発見、この茶色い果物。

チークと呼ばれています。

干し柿みたいな感じの果物。

自分は見つけたら絶対に買うのですが、バナナと同列くらいの残念な果物らしいです。

ガイドさんもあげるかといったら「いらないよ」と言われて終了でした。

美味しいのに・・・
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2015年1月16日金曜日

アンベール城

ジャイプールの赤い砂岩を活用して作られた大きな城、アンベール城。

1592年から150年もかけて作られたという大きな城です。

まずは第一弾として、外観などを中心に。

朝の早いうちはかなり霧で大変でした。

ここは、ゾウで登っていくのが有名ですが、前回行った時にやったのでパス。

めっちゃ並ぶし、ゾウへのチップが高いので・・・

こんな感じで車で登ってくる人もたくさんいます。

早いので駐車場も空いていました。帰りは大変な混みっぷりでしたが。

タージ・マハルは石を組み込んで美しい模様を作り出していますが、

こちらは植物性の染料だそうです。

これがとれないのが不思議な気もしますが、実に精巧で美しく見えます。

とにかくこの幾何学的な模様の組み合わせは相当すごいなと思います。

接近すると、確かに石ではありません。

塗ってあります。

この建物すべてに塗る分の塗料と、

その原料になる植物の量はとてつもないものだと思います。

内部はさらにすごい構造になっていますので、後ほどまた

アンベール城の内部〜鏡の間

アンベール城の内部です。これは染料でないのはわかると思います。なんと「鏡」です。

部屋中鏡だらけなのです。小さな鏡の組み合わせで作り出された模様の数々。

石を削ったり染料で描いたりも大変ですが、これまた大変。おそらく怪我はこれが一番多かったでしょうね。

計算し尽くされていると思うのですが、このサイズの違いってなんだろうか??というのは小さな問題ですよね。小さな問題です・・・多分。
城の部屋の内部から見る風景はこんな感じです。

外に見えているのは城の中にある「サフランガーデン」。サフランを作っているという話でした。当時からだったのかはわかりません。民衆たちはこんな風に見えたのでしょうね。今はみなさん写真撮影中です。あと、土産屋さんに追いかけられまくりです。

手前にあるのはフェンスですがなんと全て大理石製です。一枚の大理石を丁寧にくりぬいて行って作ったものです。ただ刳り抜いただけではなく、手に怪我をしないように全て丸く加工しています。すべすべ。
まあ、お見事です。で、これは猛烈な作業ですね。

アンベール城の内部〜クーリングシステムあり

冬の北インドは寒いです。

当然、城の中も寒かったです。

それでもコウモリが入ってきているので、まあそれなりの気温なのでしょう。

夏にきたらきっとこの効果がわかるのだろうというものがありました。

この階段の横にある、大理石を削った凸凹の板。

ここを水が流れるのだそうです。当然気化熱で周辺の気温は下がります。

打ち水をしたのと同じですね。

そして、かなりの距離を水が流れて、向こう側に落ちていきます。

この水は、巨大な地下のタンクに貯められ、水牛が回す井戸で上に組み上げられているそうです。

残念ながら写真が綺麗に撮れていませんでした、その井戸の様子。

4階立ての建物の上から下を見ているくらいの感じの深い井戸でした。

すごいもんだと思いましたが、もっと驚いたのがこれです。

この、水路の上にこんなものが。

天井の部分ですが、何かフックのようなものがあるのです。

フックには、ハンモックをかけて王妃がくつろいだのだそうです。

そして、4個のフックの真ん中にある丸いのは鏡です。

流れる水で気温を下げ、せせらぎの音を聞き、ハンモックに揺られて

その姿を鏡に映してみる・・・

優雅なものですね・・すごいすごい人気ブログランキングへ

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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...