2015年1月13日火曜日

この日の夕食・・・一時間しか経っていないのに

昼頃メインバザールに到着して、雑踏の中を通った時、自分たちは確かに飢えていました。

ビスケットや揚げパンしか食べていなかったからです。

そんな時、目の前に現れたのはうまそうなグリルチキン。

こういう視線をインドの人たちは絶対に見逃しません。

「食べていって、スパイシーじゃなくておいしいよ」

という声かけが。

「いや、チェックインしてから来るわ。」

「絶対に来るか??」

「食べたいからね」

という展開でホテルにチェックイン、そして移動手段の手配をしました。

すべて終了して、メインバザールの市場も見て、満腹で帰ればいいものを

さっきのは昼ご飯だという食数のみのカウントで「夕食を食いに行こう!あの店でチキンだ」

ということになりました。

そうです、約束を守って行ったのです。

と・こ・ろ・が・「もうチキンがない」とか言い出すんです。

おまけにスピーカーから音がガンガン。

ちょっとうるさいなと思っていたら・・・

すると中からお兄さんがでてきて、さっきの客だと気付き「いいよどうぞ!」と店内二階へ。

音も小さくしますって・・・なんかすみません。

で、メニューを見てモモ発見。先ほどのかっこいい店では「モモなんて露店で頼めよな」

とか言われたので、この店で食べてやるとオーダー。

さらに、約束通りチキンもfullでオーダー。一羽です。

そしておきまりのkingfisherも。

するとお兄さん、「ん~わかった、買ってくるわ。じゃあ問題あるんで3階に上がってくれ」

ということに。そうなるんですよね、インドって。こそこそ飲まなきゃダメなのです。

3階に上がって待っていると、モモ、チキンが登場。

しばらくしてからお兄さんがニヤニヤしてポケットの中にkingfisherを仕込んで登場。

どこかで買ってきてくれたんですね。

ありがたいことです。

さっき買ったココナッツもつまみとしていただきました。

そして、先客としていた欧米系外国人も自分らのkingfisherみて「ビールあるじゃん」

となってオーダーしていました。

最後会計の時に、「俺はわざわざkingfisher買ってきたんだよ、あんたたちのために。偉いよね?」ときたので、若干多めにチップを置いて超満腹になってホテルに帰って寝たのです。

先ほどの会社の人との打ち合わせで、翌日のスタートはそれほど早い時間じゃなくなったのです。

なぜならどう考えても濃霧で、走るのが危険だからという理由でした。

この後、何度も「濃霧の恐ろしさ」を痛感するのです。

ついにタージマハルへ

デリーをでたのは9時ころ(だった気がする)。確かに霧。これは確かに電車も遅れるさな。本当は今日の6時の列車に乗るはずだったので、身体は楽。こんなスクールバスが走っています。おぼっちゃま、お嬢ちゃま仕様。


かと思えば、霧の高速に入っても夢のような風景日本でも逆行で問題が起こっていますが、濃霧の中の逆行あります。歩行者あります。ラクダの歩行あります。料金かかるのかな?


で、無事にアグラ着。Vinayの話だと、きっとまだ電車ついてないぞと。確かにそう思います。ラッキーです。でも、タージマハルのチケットセンター激混み。ところが、Vinayの友達がチケット購入、ファストパス状態。この列どんどん進んで、一気に入場。セキュリティーもいい感じでスルー。あ、自分はカバンの中チェック。これ、デフォルトなので気にしない。


入りました、タージマハルの敷地内。激混みです。お土産売りも頑張ってますがもちろんスルー。


なんということでしょう・・・紋の時点でめっちゃ綺麗です。門の天井が恐ろしく綺麗なのです。幾何学模様の極致という感じ。


すでにテンション上がりつつあります。ただし、ここは要注意。なぜならカメラマンが付いてきています。危険な香り・・・絶対に買わされる。

満面の笑みを浮かべる人もいます。そうなるよな・・・そうなるよ。
これをくぐると見えてきます。タージマハルが。ガイドのお姉さんが一生懸命話しています。このテンション続けばいいですが、写真の時点で崩壊するだろうなと思っていました。まあ、それでも一生懸命ガイドしてくれています。
霧がまだまだすごく、白いタージマハルは絶対に見にくい予感・・

ついにタージマハルだ。世界遺産。でもお墓です。あまりにも美しいのですが、入場前に靴にカバーをつけます。


以前来た時には、靴を預かる仕組みでした。映画スラムドッグムリオネアでは、靴盗んだりしたシーンがあったはず。うわー白い霧の中に白いタージマハル。

青空にタージマハルもいいでしょうがこれはこれでいいです。接近していきます。

視点がおかしいですが、ここもこんな形になっていました。

振り返ったらめっちゃ綺麗な門が・・・だんだん明るくなってきています。全体像はもうないです。それぞれのパーツはいろいろな宝石と大理石でできています。全て手作り。

膨大な量の岩石です。これは黒大理石を文字に切り抜いて埋め込んだもの。もうすごい技に絶句です。

王は、ヤムナー川の向こう岸にこの黒大理石で同じ形の墓を作ろうとしたのだそうです。もしできていたらものすごく美しいでしょうが、現実は厳しいですね。内部は、撮影禁止と書かれているものの、インドの人たちありえないほどの勢いで撮影していて驚きました。やはり世界遺産。説得力ありすぎます。前回はここでミツバチの巣などを発見したのですが、今回はそんな余裕ありませんでした。あと、写真屋さんとガイドさん。一枚100ルピーで買えと。撮らなくてよかった。「彼は写真撮りました、あなたは彼のために何ができますか?」とガイドさん。「別に頼んでないので」・・・とほほですね。人気ブログランキングへ

2015年1月12日月曜日

寝台車で移動

ミラクルチケットは、New Delhi行きではありません。そこから10kmくらい離れたところにあるAnandViharという駅。Varanasiを19:30に出発です。で、実はこの表示板のAとDの意味がわからなかったので聞いてみるとさすがに「え??」という顔をされました。Aが到着でDが出発だそうです。冷静に考えればわかることでした。22407という列車番号で、定時出発の予定です。もっともらしい感じでAと付いていますが、ここには恐ろしい情報も出ていました。午前9:30到着予定の電車が午後6:00とかに到着になっているのです。長距離の移動だし、猛烈な霧なので仕方がないのです。でもこれは、嫌な予感をさせるものでした。もう一つ問題は、どうせ朝(といっても10:00)に着くんだから、ついてからご飯食べればいいよなというほろ酔い判断。一応、夜食風でこんなものも買いましたが・・・

この緑の丸は「ベジマーク」。9番ホームにはもう列車が入っていました。これです。空いていたのはAC付きの3段ベット車。前回は最下位のグレードのものでそれに期待したのですが残念。まあ、寒そうだしいいや・・・もちろん周囲はインドの人ばかり。それほど話しかけてくることもなかったです。若干残念。でも、笑われたのはこれです。何やってんだよ日本人は・・・という状況でした。電気がなければ生きていけない日本人という感じですね。

車内販売もきます。「チャーイ」とか「トーマートースプ」とか言ってくるのですがなんだか面白いのです。買ったのはこれ。確実に胸焼けしそうなこれです。揚げパンですかね?揚げ芋の衣というかアメリカンドックの衣の部分の塊みたいでした。まあ、うまい。体には悪いけど・・・という感じです。楽しそうにバラナシの話などをしているうちに、毛布やシーツなどが配布され、就寝時間。結局朝までぐっすり眠りました。よかったです。どこを走っているのかわかりませんが、わかるものがあります。iPhoneのmaps.meというアプリです。これはもうすごいとしか言えません。オフラインにもかかわらず、どこにいてどのように動いているのか全て表示してくれるのです。事前にインドの地図をダウンロードしていたのでこの後もいろいろ助かります。で、怪しいのは、朝なのに全然デリーに近くないことですw

車窓からはこうやって牛糞を丸めて燃料を作る人や、洗濯をしている人など日常生活が見えました。問題は窓がめちゃくちゃ汚いことです。開けられないしね・・・そこはめっちゃ残念でした。二時間くらい遅れるかなと思っていたら、さすがにインドの子ども達も飽きてきてちょっかいをかけてきます。

そして、大人もちょっかいをかけてきます。ピーナッツを買った時なぜか一緒にくれたグリーンチリ。お兄さんたちに「甘いから食ってみろ」と言われて・・・この人、辛さにめっちゃ強く、ラマイ(スープカレー屋さん)では100倍を食べているらしいですが辛いと言ってました。他の人たち撃沈。

インドの列車、ドアがないので、途中線路に降りたりしました。

線路は汚いです。なぜなら全てを垂れ流しだからです。全てです・・・そんなこんなで、5時間遅れで到着しました。そこから今度は、ニューデリー駅まで移動です。まあ、5時間遅れても誰も文句一つ言いません。仕方ないもんね、霧なんだから。人気ブログランキングへ↑クリックで応援よろしくお願いいたします!

夜のメインバザール裏道〜食品市場

ちょっとお腹に物を入れたので満足してメインバザールの裏道を散策。時間が遅いので、これ、一人じゃ絶対だめですよ、自信がない人は。一本中に入るだけで、売られているものが全然違います。食料品ばかりです。それも生鮮食料品。

魚屋さんはどこの国も本当に元気。活気があります、こんなに夜なのに。謎の魚も売っていました。

多くは川魚でしたが、これはムンバイから持ってきた海の魚だと言ってました。それを嬉しそうに説明してくれたのが、このハイテンションおじさん。写真撮ってと言って、このご満悦モード。テナガエビでした。

次は肉。肉は鳥と羊です。ちょっと控えめです、おじさんたち。売られているものは猛烈にパワーがありそうな売り方。

羊の肺と気管。すげーと感動していたら??的な顔をされました。でも、なんかすごい売り方だし、これが基本だよなと思いました。そこで潰してるんだし・・・


全然太くない大根。カリフラワーはカレーにされます。日本じゃあまりしませんよね??

列車からよく見えていたサトウキビ畑から、こんな砂糖が。今回はサトウキビジュースやめました。危険なんで、お腹が。


米。まあ、いろいろな米があるもんですわ。見た目が全然違います。ここでいろんなものを購入して自分で料理したいです。どうすればいいんだろう?持ち込めばいいのかな、調理器具。そういう衝動に駆られます。スパイスはいくらでもあるしね。


お前ら何見てんだ?というような感じのお兄さんたち。それでも試食をさせてくれたりします。なんかもう疲れてる感じなんですよね、閉店間際だろうし。


生のココナッツ割って食べさせてくれました。もちろん買いました。うまかったです。
そして、やめればいいのに、もう一軒晩御飯を食べに。さっきの昼食なんでwww

2015年1月10日土曜日

バラナシのゴールデンテンプルを

ゴールデンテンプルと呼ばれている、ヒンドゥーのお寺がバラナシにある。案内してくれた人もいなくなって自力で行くしかない。10年ほど前までは他の宗教の人たちは行けなかったらしいが、今は可能だとか。地図をみると意外と簡単そうなので行ってみることに。

歩き始めると、いろいろな生活の様子が見えてきます。朝から床屋さんも営業しているようです。ちょっと驚く床屋さんですがこんな感じです。

お寺もあるし、火葬場もあるから、花屋さんもあります。写真撮っていいか確認したら、ニコニコ対応。この花、これだけ用意するのは大変ですね、どう考えても。

こんなことをしながら歩いていると、いつの間にか行き過ぎてしまっているようです。途中で警備中の警察官に聞いたら「もう少し向こう、GateNo.2ね」と言われてそれに気づきませんでした。戻ってこの花売りの少年に聞いたら、来た道を指して、5分くらい戻るかな?と。

出たな5分。こんな標識がありました。GateNo.2は結局よくわかりませんでしたが・・・道路に入っていくとまあ、猛烈な数の参拝者。すごいんです、想像を絶する数です。そして途中で「バック類を全部預かるよ」という店が。そうなんです、全て持ち込み禁止なのです。でも、飛行機までの時間とこの混み方を考えると、無理と判断して帰ることに。どんなところなのか見てみたかったですが、まあ仕方ありません。バラナシに行くことはもうないかもしれないので、見れないかも。こんな狭い道を戻ります。売られていたこれが気になりすぎます。

上にあるのはチョウセンアサガオの果実です。原産地はチョウセンアサガオというものの、インドだそうです。そしてこのチョウセンアサガオ、猛烈な幻覚作用があるそうです。なんのために売られているのか・・・しかもこんなに大量に。薬用にしているのかもしれませんね・・・

2015年1月9日金曜日

Pujaを見にいく・・夜のバラナシ

前回、北インドに来た時には、バラナシで「久美子ハウス」に宿泊しました。

ところが、その中の様子は惨憺たる状況で、

自分たちのグループは宿泊費を払っているにもかかわらず、

屋上にブルーシートでテントを作ってそこに泊まりました。

部屋が汚いとかの問題ではありません。

このまま、この人たちと泊まっているとおかしなことになるなと思ったからです。

定期的にここに来て、「補給して」帰っているなというのがよくわかる状況の人がいましたから。

なので、今回は久美子ハウスにだけは泊まらないというのが宿選びの条件でした。

今は、地球の歩き方からも姿を消しましたしね。

そんな久美子ハウスの久美子さんでさえ、夜の外出禁止と言ってました。

ところが今回は「怪しげな、でもいい奴」が案内してくれて、

毎晩行われているプージャーを見れということで・・・。

この男も「trust me」と接触してきましたので、部分的にだけは信用して、ダメな部分は排除。

それでも、地元では結構な顔らしく、この男について歩くと色々楽。

おかしげなやつを排除してくれるのです。

で、この宗教的な行事であるプージャー(Puja)はなかなか美しかったです。

本当はボートから見るべきだったなと思います。

それでも人出がすごく、帰りが混むことは明らかですから、終わる少し前に撤退。

この辺も彼が適切に判断してくれました。

ホテルまで送ってくれて、明日の朝も来るね~と。(まあ、いいか)

そして、気がついたことは「今日はまだ一食しか食べてなくないか?」ということ。

夕食を食べに行くことに。

夜のバラナシはますます混沌。

椅子を買った人も歩いていますwww

イヌだって眠りについているのに、人間はごちゃごちゃ。

その辺のお兄ちゃんに「どうしてもノンベジのレストランに行きたいんだけど」というと

「この先2本行ったところの左手にあるわ」といって教えてくれました。

見つけて入ると現地の人ばかりの楽しそうなレストラン。

メニューを見ると・・・やられました。肉類一切なし・・・ベジのレストランだ。

まあ、パニールティッカが劇的にうまく、

ここに来て「いつもチョウメンを食う男」が今回の旅での初チョウメンを食ってました。

まあ、さすがバラナシ・・・やばっちい人もたくさんいましたが、無事にホテルに戻り就寝です。

なかなか綺麗なホテルでよかったです。

あと、朝はシャッター下りてたんで、まだ許容範囲の時間だったということなのでしょうね。

月が見えていました。こんな感じの月です。

朝のガンジス川ーバラナシ最終日

朝起きたら、ご飯の前に沐浴シーンを見にガンガーへ。

昨日の彼は約束通りに来ていた。

今日は休みだから、あんたらのために1日使えるぜ!

的な感じでしたが、いやいや、朝ガンガーから戻ったらサヨナラだわ。

というとなんでだよと言ってましたが本当にさようなら。

1日使うんなら、新しいビジネスの相手探しなといって終了です。

向こうもカモれる部分はカモろうという感覚なので、こっちも知らん顔してそうしないとね。

ここは駆け引きですw

それにしても猛烈な冷え込みで川霧などでひどいことになっています。

それでもおじさんたちが気合の沐浴。

すごいな・・・すごいです。

案内してくれた人の話だとラフィングヨガのメンバーだそうです。

歩いていると、上空からたくさんの鳥たちからピンポイントで落下物をトラップする人がいました。

そしてこの人、牛糞もふんずけるという落ちですwww

これも一応あげておきますね。

犬たちは、この辺で生活している人たちの毛布をちゃっかり拝借。

きっと夜もいっしょに暖め合って寝ているような気がします。

見てないのでわかりませんが。

とにかく犬と人たちの距離は近いです。

ここは昨日の夕方見た火葬場。

小さい方なので、休憩時間があるのですね。

掃除の人もいますが、余熱でイヌが温まっています。

もう少し進むと洗濯屋さん。

川の水で大量のバスタオルを洗っています。

あの水の水が悪い、ゴワゴワでなんとなく薄汚いホテルのタオルの原因はこれです。

あの水で洗ってる訳なのです。

こんなのを見ながら歩いていると、霧も少しずつ晴れてきました。

それでも気温はまだまだ低いまま。

やっぱり焚き火で温まっています。大切ですね、火って。

ガンジス川からホテルに戻ります。

20分くらい歩く感じなのですが、その間ずっとこんな光景です。

こっちはこれが珍しいですが、向こうの人にしてみると、何やってんだこの日本人?

て感じのようで、まあよくギロギロと見てきます。

キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...