2022年8月1日月曜日

縄文ワークショップ in 寿都町

10年くらい前に寿都町に3年間だけ赴任していました。北海道教育委員会の「広域人事」という特殊な人事異動で3年間という期限限定ではありましたが参加させてもらったのです。

大変濃密な三年間で、未だに定期的に訪問してい話をさせてもらったり…爆呑したりしています。

流石にいつもそんな感じだけだったら申し訳けないよなということで、今回はイベントを企画させていただきました。現地で活動している「テラ小屋」さん、「とりっこ」さんと「楽しすぎるをバラまくプロジェクト」とのコラボレーションです。

ネタはせっかく1年前に世界遺産に登録されたにもかかわらず、コロナの関係でいまいち盛り上がりに欠け、海外からの人なんて皆無に近くて、このままじゃまずいよねって事で「北海道・北東北の縄文遺産群」をネタにしてみました。

寿都町内にも縄文遺跡があるということで、少し興味を持ってもらえればと思いました。

前日に入って、うまい食材を食いまくって、内側からアルコール消毒を完璧にして望みました(ちょっと眠かったですが)。

初めに「縄文時代に関する講義」的な感じでスタート。
その後休憩をはさんで縄文標本作りです。

粘土で作る土偶を最初にやった関係で、なんとなくみんながどんどん作業を進めてしまって、それぞれの説明は「聞いてた?」的な感じになっていましたが、それでも嬉しそうにやっていたから良いことにします。

時間が余った子どもたちは、勝手に「縄文ペンダント」を作っていました。なんか凄いよねぇ。きっと縄文時代の子どもも親が土器を作っている横で何かを作って「これも一緒に焼いてよ」とかいっていたに違いない。そんな気分になりました。

この子は「土偶団子」とかいって標本箱に入らないとかいってましたが、斜めにしたら入るよねって教えたらめちゃ喜んでいたのでおそらく「そうか対角線は長いのね」ってなったかな?小学校3年生とかいってたと思いますが。三平方の定理もいけたかもなw

最後に黒曜石を割って石器をつくり、寿都といえば日本一の水揚げを誇る「ホッケ」を捌いて終了しました。

「魚へ手が臭くなるから触りたくない」とかいっていた少年たちも、結局実際に捌いたり、手をかける場所を注意したのに聴いてなくて「ちょっと手が切れたかも知れません」と申し出てきても「きっと縄文の人だって切ったよねぇ、絆創膏もなかったんだし」といえば妙に納得して終わったりで面白かったです。

色々な人に猛烈にお世話になりました。きっとまたすぐ行くのでよろしくお願いしますね。

ちなみ今回もこちらに泊めていただきました。

「テラ小屋」では、宿坊的な感じの取り組みをしてくれます。座禅や写経体験、朝は精進料理で。是非お問い合わせを!

次のイベントも考えたいなと思います。


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