ベルギーで東北大学のグループが形状記憶合金を発表したので、この日が形状記憶合金の日になりました。
金属の特徴として中学校では
金属光沢/通電性・熱伝導性/展性と延性についてはなしをします。
今年度も実験をしましたが、展性の実験は楽しいからはまるんですよね。
ところが形状記憶合金は面白い特徴を持っています。
おる温度以下で変形したとしても、その温度になると元の形状に回復するという性質を持っている合金なのです。
チタンとニッケルの合金が一般的なようです。1951年から研究していたようですが、本格的に実用化されたのが1980年代から。よく考えるとこの性質はなかなか便利ですよね。
今調べてみると、骨折時の締め付け具にも利用されているようです。なるほど、ボルトでなんとかというのはなかなか大変ですからね。自分もボルトはいってますが(笑
「記憶させる」温度と、弾性力とのバランスで色々な事をできる気がしますね。後はコストですね。
そういえば似たような金属に「バイメタル」ってありますね。
これは1750年に考え出されたようですが、二種類の金属を貼り合わせて膨張率の違いを用いて曲げるって感じでした。
こちらもアイディア次第なのでしょうが、スイッチとして利用することが多いでしょうから、将来性は形状記憶合金になりますかね?
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