2022年8月15日月曜日

太平洋と大西洋をつなぐパナマ運河開通(1914年8月15日)

太平洋と大西洋をつなぐパナマ運河が開通

中米のパナマ共和国にあるパナマ地峡を掘削してつくった運河で、太平洋と大西洋を直接結んだことになる。全長は80kmにおよび、最小幅でも91m、一番浅いところでも12.5m。10年間かけてアメリカが完成させた。その後管理もアメリカが行っていたが、1999年末でその管理を終え、パナマに返還された。
現在はパナマ運河庁が通航料を徴収している。その金額は船舶1トンにつき1ドル39セント。 巨大なコンテナ船はなんと2000万円にもなるというから驚き。それでもぐるっと回ることを考えると対価は十分ということだ。

毎年の運河通航隻数は、13,000隻から14,000隻の間を推移していることからもその必要性がよくわかる。 年間通行料は26億ドル程度。 また、通航料以外の運河関連収入を含めると、2020年のパナマ運河における総収入は34億ドル。強烈ですね。

今までで一番安かったのが36セントだそうです。ん??おかしくないと思ったら、冒険家(リチャード・ハリバートン)が泳いで渡ったということでした。面白すぎますね。それも1928年にです。

Richard Halliburton Wikipediaより

この時代に環境アセスメントという考えや取り組みがあったかどうかは知りませんが、きっと色々な変化が起こったでしょうね。なんせ普通じゃなかなか混ざり合わない太平洋と大西洋の環境がすぐそこで直結ですからね。

ちなみにただ掘って繋いだんで通って良いですよな訳はなく、進行する▶せき止める▶注水する▶次の門を開ける▶閉門する▶進行する▶次の区画
みたいな感じで、なかなか大変な感じです、当然ですが。

WikiPediaより

一回観光船で通過してみたいものです。

キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...