2022年2月19日土曜日

大豆ミート

生態系や食物網の話をしていくと、人間が肉を大量に食べて,残渣も結構出しているのは全然正義じゃないなという雰囲気になってきます。「効率」だけで考えるともちろんそうなりますが、「食」ってそんなにあっさり決められるものではないですからね。

例えばウシの肉を作り出すための餌の量や、その間に出されるメタンなどの温室効果ガスの量などを考えると「人間が別な植物性のタンパク源」を考えるべきだよなってなってしまいますよね。

「動物が可哀想」という感傷的になる気持ちだって自分もわかります。

例えばひたすら植物ばかりを食べ続けざるを得なかったこの時に自分が実感したのは「少なくても自分は絶対にベジタリアンとしての生活できないな」というものでした。実際にこのヤギを食べる直前まではフラフラしていましたし、食べ終わったらめっちゃ復活していたので完全に「肉食」の必要性を実感したんです。そして現にきっと必要以上レベルで肉を食べています。

まあそれでも、天下のマクドナルドもマックプラントなる「代替肉」をメニュー化したようですし、ここらで一度代替肉に挑戦しようとかなと決意しました。

「お召し上がり方」に従って下処理をしますが、完全に「豆腐でも作ってる?」って感じの臭いです。で、なんとも身体に良さそうな雰囲気に仕上がりますが、肉そぼろ(風)と、ミートソース(風)を作ってみました。まあ、別にまずくはありませんが、じゃあこれで肉を食べずに生きていけるかとなると絶対にそんなことはないだろうなという気分にはなりました。身体にはきっと良いのでしょうね。

この栄養成分表示は乾燥時のものでしょうが、半分がタンパク質って凄いですよね。炭水化物のうちの半分近くが食物繊維ですし。

ということで、完全に肉をやめてこれに置き換える生活を2週間くらいやって見ると色々わかりそうですが、無理ですw、きっと。ただ、世の中は確実にそっちに向かっていますよね。

まずはこの700gを色々工夫して食べきって、「また購入するのか?もっと大粒のものに挑戦するのか?」あたりを検討してみたいなと思います。

にしたって、日本の大豆の自給率だって劇的に低いですよね?農水省のページを見ると衝撃の

A.
    平成29年の大豆の自給率は7%です。
 ただし、サラダ油などの原料となる油糧用を除いて食品用に限りますと、自給率は25%となります。

だそうです。酷いよね…。自国で色々やらないとさ。

輸入相手国は

 平成30年(1~12月)の実績では、(1)アメリカ(232万t)、(2)ブラジル(56万t)、(3)カナダ(33万t)、(4)中国(3万t)となっています。

です。いやはや…ブラジルの大豆生産はアマゾン開発にも関連してそう。色々難しいですね。


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