創業112年の苫小牧の靴?屋さんが閉店するそうです。って言うのを前を通過した張り紙で知りました。
なんだか気になるので、ぐるっと回って戻りました。なぜなら「半額」と書いてあった気がするからです。
以前そこの店を覗いたとき、「アルマジロ」とか「蛇皮」の雪駄が売られていたのを覚えていました。もの凄く高価でしたが、半額なのでちょっとせこい気持ちで行ってみたのです。
すると・・・そんな物は既に売り切れていて、大量にあった雪駄はもうほとんどありません。ガックリきましたが、コルクで鼻緒がミノムシって言う物が残っているではありませんか。
閉店セールのしくみから考えて、ヘタすりゃ元値を少し上げているかも知れませんが(w)、裏がもの凄く厚い牛革、そして「鉦」もしっかり入っているし、なんだかちょっとかっこよい感じで、俄然購入意欲が増してきます。
履いたら最後・・・「はい、購入します」ってことで即購入。まるで小学生のようにそのまま履いて、履いていった靴は袋にいれる感じですw
まだ、鼻緒の部分がきつめですが、ちょっと踵が外に出る感じ。これ履いて飲みに行けないのが残念ですが壊れるまで履き続けようと思います。問題はこれを修理してくれるような店がきっともうあまりないことなのでしょうね。
流石に全てがヘビってのを自分が履くとアレなんでだめです。真っ白のエナメルも駄目ですね。いや、半額といえども高すぎてアレなんですけどね。自分のも高かったですが・・・w
70過ぎのおばあちゃんの一言。「元気なうちに、迷惑をかけずにしっかり店じまいまですることが、本当の商売ですからね」だそうです。そろそろ店じまいしないと駄目じゃないかなと思う人たちが沢山いますよね。まあもう散々迷惑かけられていますが・・・ほとんどの国民が。
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