家庭科の調理実習で桜餅を作ったということで、試食用にいただきました。
前回はピザを作ったので、現代的生活をしている生徒たちにとってはそちらの方がテンション上げらしく、前日からそんな話で持ちきりでした。
もし日本人として外国に行ったとき「日本料理を作ってみて」って言われたときにみんなは何を振る舞うんだろうという話をして、「桜餅いいじゃん」という強引な感じで済ませましたが、「マグロの寿司」という反応が多かったです。まあ、マグロ自体は色々と深い話もできそうなので、このまま三年生までその記憶を残しておいて欲しいなと思いました。割と食物連鎖の上ですしね。
函館の雷門鮨だな、これは・・・行かなきゃな、来月だなこりゃ。
ってことで、見た目的にはなかなか美しく仕上がっているのですが、生徒たちは「桜の香りがホントきつい」という話。まあ、これが良いんじゃないかと思いましたがなかなかそうもいかないようですね。
ちょうど今、化学の学習をしていますので、香りの素になっているのがクマリンという物質で、有機化学で色々勉強するよって話をしておきました。
やっぱりマニアックになる連中は「化学式教えてください」ってなるのですが、構造式までそうやってマニアックに学んで欲しいなと思いました。
あとは秋田でやった「だまこ汁」を思い出して「半殺し」とか「皆殺し」の話とかで面白かったです。そう考えると桜餅だけで相当な時間を相当な角度から相当な深さで活用できそうで、たった一時間で済ませるなんてもったいないなって思いました。
家庭科の授業やらせてくれないかな・・・割とちゃんとできるような気がするんですけど・・・マジで。
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