2020年6月7日日曜日

タンポポの花、その後

春になったなぁと感じる植物の代表株の一つがきっとこのタンポポです。今はセイヨウタンポポがほとんどですが、悪者風なセイヨウタンポポも見ているとなかなか面白いです。花弁が5枚の合弁花。めしべの先端はかわいいですよね。この花が終わると、当然種子ができるのです。その種子は綿毛がついているので風で飛ばされます。綿毛一つ一つが「元、花だった」ということです。そして綿の部分は「がく」だった場所です。
下の6枚で変化をご覧ください。クリックしたら拡大されます。

上の最後の一枚、白いぼつぼつの部分。果実がついていた部分です。冷静に考えると、イチゴってこの部分を食べていることになります。あのイチゴの粒、一つ一つが果実ですからね。

風で飛ばされた綿毛には様々な障壁があることになりますね。代表例はこの蜘蛛の巣です。ずっとここについているというわけではないでしょうが、種子に感情があるとしたら、最高にガックリきていることでしょう。反面、ラッキーなものは下の写真のようにわずかな場所で頑張りますからね・・・

ど根性タンポポです。


自然科学ランキング

クリックで応援よろしくお願いします!

#検索用語 セイヨウタンポポ キク科 種子散布 合弁花 成長

キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...