色々な花が満開になっています。いやもう枯れてしまったものもたくさんありますが。種子を造るために花を咲かせるのが種子植物なのですが、その花は実に色々です。
ヘラオオバコ。花もそうですが種子になったってきっとほとんどの人が見向きもしないはずです。でも、良く見るとなかなか美しいような気がします。
キンポウゲ科のクサノオウ。目立ちます。黄色いし花弁には艶があるのです。綺麗だなと思って触り、茎が折れて黄色い汁が出るとなかなかやっかいです。数年前、半袖でこのクサノオウが大量にあるところの草を刈って汁が付き、かぶれてひどい目に遭いました。
表題のワスレナグサの花も、なかなかのカラーリングですが、それほど大きくはありません。でも、こうやって大量に咲いているので目立つのです。どの花の姿も戦略もなかなか興味深いですね。そんなことを考えていましたが、そうやって考えた人たちの努力で栽培種ができていくのでしょうから、それもまたなかなか面白いなぁとか思って観察していると、子育てでいきり立っているカラスに攻撃されました。トホホですね。まあ、本能だもんな・・・何もしていないのに。
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