朝早くに出発し、手芸教室を見に行きました。
ここは女性の自立を目指して、3か月という期限を切って行われているものです。
支援しているのは「毛糸」だけ。
あとは村にいて編み物ができる方が教えているという感じ。
隣の村なのですが、一度登った山をグングン降りていくのです。
日が当たっていない路面は結露でやたらと滑ります。
凍った路面のようです。北海道人はこのあたりは得意。
それでも、地元の人たちがペらっぺらのビーサンであることを考えるとまさに驚異的です。
6,7月の雨期、ここがどんな状態なのか考えると恐ろしくなりました。
でも、乾期の今でもこのような植物の営みが見られてホッとしました。
これは車が走らない道沿いだからということになりそうです。
車が入るところはとにかく土埃がひどいのです。
植物どころではありません。
村に入るとこんな感じで段々畑の中に黒い点が見えています。
きいてみると堆肥だそうです。
これを漉き込んでいくのでしょうが、あまりにも土が枯れているかんじですからなかなか大変だろうなと思いました。
それはまた、後ほど間近で見ることになりましたが・・・
ここの家はなかなか裕福そうです。
ヤギも沢山いましたしニワトリも多かったです。家族も多かったのですが。
おじさんがヤギと遊んでいました。
雄ヤギは頭をつきあわせる習性があるので、これもまた実に面白かったです。
手でそのまねをすると本気で戦いを挑んできます。かなり遊んでもらいました。
このヤギ、せっかく作った葉っぱの皿を食べてしまうのです。
こちらの人たちはそれほど気にしていないようですが、せっかく作ったのを考えると、それを守らなきゃと思い随分ヤギと戦う羽目に。そんなのを見て、地元の人たちは笑ってるのですが。
そのお陰で、こんな幼虫を発見しました。
イラガの仲間だと思います。
もちろんさわりませんでした、痛いでしょうから。
隣の山から、手芸教室の参加者の人たちが到着しました。わざわざここまで来るのは大変だろうなと思いました。
それでもニコニコ、そして小さな子ども達も来ています。
まあ、屈託のない笑顔ですが、けり合ったりして喧嘩していてそれもまた面白かったです。
手芸教室での作品はこんな感じのもの。
なかなか凄いのですが、まだカトマンズなどで売り出すほどのものにはなっていないと言うことです。
毛糸をここまで運んできたり、作品をきれいに洗ってまた売る場所まで運んだりというのはかなり大変そうです。
でも、自立のために頑張って欲しいなと思いました。
最後に、全員に作品を一つづつくれました。
「お金は・・・」と思いましたが、また何らかの方法で支援をということになりました。
少しでも長く手芸教室を続けられればよいのでしょうね。
昼食はここの家で出してくださいました。
手芸教室の方を見て食べればいいのに、みんな逆を向いています。
運んでくれている人たちは面倒そうですが、そうせざる得ませんでした。
なぜならここからの景色がこれなのです。
ランタンヒマラヤ。
氷河が流れ落ちているのがわかりいます。
いつかこのランタン谷をトレッキングしたいなと思いました。
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2011年1月12日水曜日
手芸教室へ
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