2010年1月21日木曜日

ケーララ州の水田

アレッピーからのハウスボートからの風景は、まさに「ケーララ州」という雰囲気でした。ヤシの木がたくさんあります。これがケーララということらしいです。
識字率も高く、他の州と比較するとたいへん快適な場所です。
死ぬまでに一度は行きたい世界の1000ヵ所 アジア・アフリカ編
さて、出発したハウスボートからの風景は、たしかに「一度は行ってみたい」と思わされるようなものです。ヤシの木とバナナが両岸に見られ、その向こうには水田が広がるのです。

水田は日本と違って、青々としているところ、まだ水を入れていないところ、収穫したばかりの所・・・が入り乱れ、さすが南国という感じです。土壌さえ安定していれば、大量の収穫ができるのだろうと言うことは容易に想像できます。
機械類の音も全く聞こえず、まさしく別世界なのです。

丁度お昼に通りかかったところでは、水田で働く人たちが昼休みに向かうところなのか、この日の仕事が終わったのかわかりませんが、仕事をしていた所から、帰宅(?)するところでした。強い日差しを避けて仕事をするためなのでしょう。暑いのですが長袖、そして傘や日よけをうまく工夫しているのがよくわかります。畦というのがあるのかはこの写真からも実際の様子からもわかりませんが、確実にいえるのは「機械がない」ということです。まさしく人海戦術。おそらく雑草を取る作業などをしているのでしょうが、もの凄い数の人が水田内にいました。綺麗に緑色の葉を広げ、そして綺麗な水があり、サギなどの鳥がたくさんいる。そのサギなどを維持するだけの生物群が水田にいるということでしょう。
船が通っている水路と水田の間を徒歩で家か休憩所(見えませんでしたが、そんなもの)に向かう様子です。

これを畦と考えるかどうかは難しいところです。そして気がつくと思いますが、水路と水田の圧倒的な高さの違いです。これ、決壊するととんでもないことになると思うのですが、なんだか日本人的感覚からすると、大変な違和感でした。川は低いところを流れている感覚しかありませんから・・・どういう事なのでしょう?
ちなみに「家」といっても、そのあたりには見えません。どこに帰るのだろうという感じなのです。
船で帰る人もいるようです。船外機がついています。珍しいな。でも5名が乗っているのは手動です。でも対岸に渡ったところで家なんか見えなかったのですがねぇ。
水田のとてつもない広さわかりますか?

これが黄金色に色づいているときに見に来たいなと思いました。インディカ米の花や果実の様子も見てみたいです、いつか。
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