2010年1月20日水曜日

自分たちには非日常でも・・・

アレッピーからのハウスボートの旅は、「死ぬまでに一度は行きたい世界の1000カ所」という本にも出ているらしい、優雅なバックウォーターの旅らしいです。
死ぬまでに一度は行きたい世界の1000ヵ所 アジア・アフリカ編
衝撃的シーンをずっと見てきたインドでそんな優雅な旅は成立するのだろうかと若干不安ではありましたが、宿泊したホテルのオーナーはやり手で、自分のハウスボートを持っているので、それでツアーを組んでもらうことにしました。3食ついておまけにスタッフは3人。部屋も2部屋あるので文句なしです。

実際に船に乗ってみると、たしかにこれは豪華だわという印象しかありません。ただ普段いつもバタバタして生活している人間にとって、それをすべて忘れて本当に心も体もゆっくりできるのかという自信はないな・・・と思ったとおりでしたけれど・・・
船はこんな感じです。室内などは撮影してこなかったな・・・あまりのすばらしさで撮り忘れです。
ここの水は大変美しい清流かというと全くそんなことはなく、むしろあまり綺麗な方ではないという水でしょう。ホテイアオイが一面を埋め尽くしているくらいですから。

まあ、花や葉は大変美しいのでそれで良しということにしたいと思います。臭いもそれほどなく、波や流れもあまりなく大変穏やかな出発になりました。
しかし、船は借り切った物の、この状況すべてを借り切ったわけではありませんから、同じようなスケジュールで出発する人たちが溜まっていて、こんな感じです。これは若干テンションを下げてくれました(笑)

排気ガスはきまりがあるのかすべて一度水中にはき出しているような感じ。水にとける有害物質は溶かしてしまえという感じでもあります。水をフィルターにしている感覚です。それでも、周辺の風景はゆっくりと流れ去り、時間の流れや音は陸上のそれとはまったくの別世界。

これ、道路を歩いていてあったら大変恐ろしかっただろうなという、なんだか牙を剥き荒れ狂っているイヌなども見ることができました。
自分たちにとっては非日常なこの場所も、こうやって地元の人にとっては日常の生活場所。

こうやって生活している中で非日常を感じている複雑さがまたインドなのかもしれません。それにしても、この手こぎのカヌーを操るテクニックはすごかったです。ほとんど沈んでるのに・・・
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