北海道に梅雨はないといいますが、本当にそうだろうか?と思う日にちが年々多くなっているように感じます。
そんな天気でしたが、試験前で部活動もないということで、4月に連絡をいただいていてずっといけずにいた母校へお邪魔してきました。
諸般の事情から出てきた骨格標本をいただけることになっていたのです。
久しぶりの大学ですが、今のご時世を反映して、教員免許更新講習を展開していました。
大学の教員も絶対に加重負担です。もちろん教員にもです。
そのせいなのか、学生達の姿は本当にまばら。どうしてしまったのだろうという雰囲気でした。
懐かしい校舎を歩いて自分らの部屋のあった棟に進みます。
担当していただいた先生の懐かしい文字も見つかりました。
昔は暗室で写真を印刷したよな〜と懐かしくなるような指示でした。
デジタルデータでの提出とか、サイズを小さくするようにというような細かい指示も出ていました。
そして階段を上って研究室へ。
本当に学生達はいません。なんだか妙な感じでしたが、研究室には「在室」の表示。
ノックして入ると、全然変わっていない先生が。
アレ?どうしてだ?こっちはすっかり老け込んでいるのに・・・(笑)
新しい施設を見せていただいたり、もちろん標本をいただいたりでした。
そして、カメラの話題になりました。
学生用のカメラも準備しているそうです。しかも自腹で・・・
なかなか使いやすそうなカメラでした。こういう話しを聞くと、やっぱりまた頑張らなきゃなと思うのと、頑張れ若者!早く気がつけよ、学生生活を充実させなきゃ後悔するぞッてことに・・・と思います。
後にも行事を控えているということでしたから、失礼しました。
で、駐車場で見たのがこの花。
キバノコデマリです。
どう考えても学生時代にあったのでしょうが全然気にしていなかったよな〜と、今の学生達のことはもちろん全くいえない自分の事を思い返すのでした・・・(笑)
小さな花が集まって、球状の綺麗なボールを作っています。
そしてこれもバラ科。ナナカマドとかの花に似ていますね。
どうしてこんな形になってきたのだろう?何かメリットはあるのだろうか?と気になります。
植物の授業をすると、「花は何のために咲く?」という質問に「人の心を和ませるため」という答えが出るのはあながち外れていないよな・・・と思わされます。
天気が悪く、風も強かったですが、粘って撮影してみいました。
たくさん集まって咲いているのですが、雄しべや雌しべの状態、花粉の状態はみんな違っていて個性的。そんなことにも気づかせてくれますねぇ。
こういう身近なところで、そして学生のうちから気合いで撮影していけばもの凄く腕を上げられるのだろうな・・・と思うのですがどうでしょうかねぇ。
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2009年6月23日火曜日
キバノコデマリ・・・
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