2009年6月23日火曜日

1873年に来ました

こんな風に自己紹介しているのではないかと思われる程、北海道の山々に入り込み、随分活用もされているのが「ニセアカシア」と呼ばれる植物です。
日本語の本名は「ハリエンジュ」。北米原産の大きなマメ科の植物です。
花を天ぷらにして食べたりするようですが、多くの人にはハチミツの蜜源として使われているというのが印象的なのかもしれません。
マメ科ですから根粒菌と共生することから、貧相な土壌でもしっかり育つことができる反面、高木科する割に根も浅かったりで別な問題も多いようです。

昨日の夕方に撮影した物で、接近したショットではないのですが、山の白っぽい部分がニセアカシアの花。非常にたくさんの花を咲かせていることがよくわかります。
もっと紹介するのに良い場所もあったのですが、車の関係で無理でした。
これほどまでに繁茂してしまった生命力の強いニセアカシアを、人間の都合で「要注意外来生物リスト」に入れました。2006年です。
「別途総合的な検討を進める緑化植物」ということで、伐採も検討されているようですが、養蜂業者の方々にとってはこれまた死活問題。
人間がその当時それほどあまり考えずに導入して、この地に適応してしまった物は、そう簡単に排除するというのはできないのではないでしょうかね?
昭和新山に登ると、標高の低い部分の緑化されつつある場所の優占種はこのニセアカシアでした。その鋭い棘で歩くのに難儀するほどの繁茂ぶりです。
なかなか難しい物ですね。
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ニセアカシアの花の匂いを嗅ぐと、もうすぐ夏だよな・・・と思います。
今日の凄い雨で、その花は随分下に落下していました。

キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...