2009年2月8日日曜日

大変ビックリ橘寺

正直ビックリしたのがこの橘寺でした。

寒かったせいもありますが誰もいませんでした。
その分ゆっくり見ることができました。
でも、ここの住職さんが亡くなったとかで、見ることができないところもあったようです。
解説の人がいるわけではないのですが、ひょんなことから解説をしてもらうことになりました。
ここは聖徳太子が建立した寺の一つということで、もっと認知されても良いのではないかとおもいましたが、まあ、こんな感じで良いのかなとも思います。
橘という名前がついているのは、垂仁天皇の命によって、不老不死の果物をとりにいった田道間守(たじまもり)が、橘を持ち帰ったことに由来するそうです。
実際に橘が実っていました。

食べてみたかったのですが、もちろんそれは叶いませんでした。
きっと、ヒヨドリとかが食べるんだろうな(笑)
で、この寺の中に、田道間守のことを書いた漫画が飾ってあったのですが、コピーが小さくて見にくかったのです。
で、顔を近づけた途端に「び〜〜」と非常ベル。正直ビックリしました。
よく見ると、左右に赤外線センサがついていて、進入するとなるようになっています。
すぐにチケット売り場のおじさんが来て、「すみませんね・・・お達しがあってセンサーをつけているのですよ」とのことでした。
話によると、以前ここの仏像が盗まれたのだそうです。
その対策・・・
随分くわしく説明してもらって嬉しかったです。
今まであまり興味の無かった仏像は、見れば見るほどなかなか奥が深いのです。自分で家に置いておきたいなとは思いませんが、入れ込んじゃうとそういう気持になるのかもしれないなとは思いました。
でも、何とも罰当たりな・・・とも思います。
こんな伝統的な建物に、赤外線センサを設置しなければいけないとは情け無い・・・
金閣寺に放火した不届きものもいますから、何かの対策はとらなきゃいけないのでしょうね。三十三間堂のあの仏像も上の一体を倒したら、とんでもないことになりそうだよな・・・などと思いました。
こういことで、文化財の安全確保ができるのであればしょうがないのだろうなとも思った矢先・・・
こちらのニュースでビックリ。
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京都市南区の東寺で昨年12月、境内の毘沙門堂に安置されている不動明王立像がなくなっていたことがわかった。防犯カメラには不審な男の姿が映っていた。京都府警は、何者かが持ち去った窃盗事件とみて調べている。京都市内では昨秋以降、仏像が盗まれる被害が今回も含め連続3件発覚している。
 盗まれた不動明王立像は平安時代後期(12世紀)の作で高さ約1.1メートル。国宝などの文化財指定は受けていない。昨年12月7日夕に戸締まりをしていた東寺関係者が気づいたという。
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ということです。まったく困った話です。
橘寺の方も話していましたが、仏像は作成後、長時間たっているので、感想などにより大変軽いのだそうです。
そんなことも盗み出しやすい理由の一つにはなっているでしょうね・・・
いずれにしても、早く戻って欲しい物です。
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