2009年1月6日火曜日

シンリンオオカミ

日本からオオカミが姿を消して、生態系が随分変わったといわれています。
北海道の場合、エゾオオカミが絶滅してから、エゾシカの繁殖が加速してアンバランスさが目立つようになったからです。
絶滅させてしまったのは人間です。乱開発と乱獲でしょう。
その結果、自分たちの畑をシカから守るために、フェンスでぐるりと囲むなど、残念な作業をしなければいけないほどになってしまっているのです。
動物園でみるシンリンオオカミの大きさには、驚かされます。
これが群れで山にいるのを想像すると、どんな感じなのだろうと思いますが、ヒグマがほとんど人間と接触しないように生活しているのと同じように、おそらくオオカミ側から避けてくれるのだろうと思います。
そう考えると、絶滅させてしまった人間の愚かさを恥ずべきですね。


ただ、でかいです。とにかくでかいです。
そして大変賢そうです。
北海道には、このオオカミを放せばよいのだという考えの人たちもいます。
前のBlogにその人にお話を聞いたときのことを書いておきました。
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