2022年2月27日日曜日

「始まった」ではなく「始めた」です

現代の戦争は情報戦やサイバー攻撃もあるので、流れてきている情報にどのようなバイアスが掛かっていて、それをかけているのが誰で、どのような意図が隠されているのかを考えなければいけないのでしょうが、客観的にに見れば、今回のロシアvsウクライナは「ロシアが仕掛けた」のでしょうね。

「戦争が始まってしまった」とかいわれがちですが、自然にスタートするものではなく、「プーチンが始めた」ということですね。

Frightrader24にはこんな機影が映し出されます。

モスクワを飛び立った飛行機。これ何故か着陸前に機影がなくなったので、再生しているところです。どこの空港に着いたのかわからずじまいでした。

78830で検索すると機体はこれでした。

この時世界で一番注目されていたフライト。9万人も見ています。ロシア空軍の輸送機でした。何を運んでいるのかはわかりませんが、ここ数日の件に無関係はずがありません。ここにこの機種の歴史や性能が書かれています。

もちろん、国会にはこんな展開も映し出されています。

アメリカのグローバルホーク。無人の偵察機です。

もちろん有人のものも飛んでいました。

HOMER69というものも飛んでいました。

関わらないというものの、アメリカの偵察機がウロウロしているのです。

グローバルホークは普通の飛行機よりも遙か上空2万m位のところを飛んでいますね。そして驚くのがこの飛行時間です。24時間以上飛行しています。ずっと色々な情報を探っているのでしょう。グローバルホークはこちらに情報があります。

機体が軽くて、飛行可能距離が22000km以上ありますから、時速900km/hくらいで飛び続けると考えるとこの飛行ログも納得です。

しっかりこの地区は常時偵察対象のようで、入れ替わりの機体が入ってきます。何故かしっかりドローンのイラストでです。

いずれにしても、「力で他の国を制して何とかしようとする」という様々な歴史的事実とそれへの反省で人間は学んできたはずだと思っていました。おそらく多くの人が「起こるわけがないよね」と思ったはずですが、プーチンは完全にやってしまったなという感じでしょう。明らかにおかしな判断です。

TVでは、この直前のロシア閣僚を集めた会議の様子が流れていました。一人一人に「どうすべきかみんなの前で自分の意見を言えよ」ってものでした。もうこれぞ忖度。だれも逆らえるはずもなく、プーチンのいいなりモードです。「俺一人で決めたわけではない」ということになりますよね。

一方日本のSNSでは、「戦争反対」とい声と、同じような勢いで「ほら見ろ!憲法9条があったとしてもこんなことになったらどうするんだ」とか「先制攻撃できるように、なお一層の軍備が必要だろ!憲法も変えろ!戦えるように!」という論調があります。

なんなのでしょう?義務教育の範囲内の知識でさえ、どうして第二次世界大戦が起こったのか?きっかけは何だったのか?というのは学んでいるはず。それなのにこういう思考になるのは一体何故なのでしょう?

「ゴールまで、ウラジーミル、2人の力で、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか」と数年前にプーチンに語りかけていたあの男は、今でもそう思っているのか、それとも「ウラジミール!お前はどっちに駆けていっているのだ!戻ってこい」と思っているのか?そもそも常に口から出任せばかりだったから「そんなこと言ったっけ?」と思っているのか?

いずれにしても、報道する側は「好戦家」をコメンテーターに使うのはどう考えても正義に反するし、前の戦争の反省を生かせていないだろうなと思いますよね。ますますYoutubeに人が流れますよ。

チェルノブイリが占領されるなんて悪夢でしかありません。

日本国内の「好戦家」は、日本のこの原発乱立状態はどう考えているんでしょうね?


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いずれにしても早く収束させて欲しいですね。どんどんなくなっているのはおそらくほとんどは「若者」ですよね。橋で自爆してロシアが侵攻するのを止めた話が出ていましたが、本当は死ななくても良かったんですね。

ロシア国民の声を上げた人たちもどんどん拘束されていますが、それだってきっと若者が多く、そしてそれこそあのような国だと命の保証だってないですよね。いずれにしても「前科者」のレッテル貼りをされるんです。

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