2021年8月17日火曜日

時代の波もありますが

コロナウィルスに振り回されて、特に日本は「大丈夫日本は他の国の状況と違うでしょ」なんて言いながらダラダラと時間だけを経過させて、現在のこの状況に陥りました。

このウィルスが出始めたころは冬で、暖かい夏になったら収束なんて話も耳にしましたが、それはインフルエンザウィルスの例を見て言っているだけだよなと冷ややかに聞いていました。

だって、その頃東南アジアの国で既に流行していたんですから、「夏になったら収束する」なんていう妄想がいかに愚かなのかすぐにわかったはずだからです。

そうやって、「色々な人が甘く見て」現在の状況に陥ってしまっている感を拭えません。「じゃあ、お前は感染対策しっかりやっているんだろうな?」と問われると、「やっています」&「やっていません」な訳ですよ。

職場ではもちろん徹底してやっていますし、家にいたって手洗いなどはしっかりしています。でも、外食したり外のみしたりで「不要不急は個人の判断で」という某大臣の言いつけを守っている状況があったりするわけです。

感染症って本当に恐ろしいよなって思いながら、そこを徹底排除できていないのは、相手の「戦略」も様々だし時々刻々と変化してくるから何だろうなと思っています。

もちろん収束はして欲しいですし、人間の「歴史」の一つに色々な感染症を乗り越えてきたというのがあるので、やがて今の問題も克服されるんだろうなとも思っています。

そんな時に「感染症の本書くんで」という話がでてきて、メンバーに。もちろん専門でも何でもありませんが、色々と調べて、雑多な情報から「重要」な事を書き抜く事はできますので協力させていただきました。

安心できたのは、専門のドクターが目を通して監修してくれたことです。文章を書くのは苦になりませんので、今回もまたもの凄く良い勉強の機会をいただいたなと思います。

調べてみると「本当か、これ」というような情報が色々なところで見られて、いつかインド、ニューデリー駅で見た、「Where There Is No Doctor」という本を思い出すのです。この本を切符の発券までの間みんなでみて、「Don’t」というのがこの旅の流行語になったほどでしたからね。

詳細は覚えていませんが、「目が腫れたら牛糞を塗りましょう!」という古来の治療方法に「Don’t」とはっきり書かれていたりしましたので。

例えば、Facebookに「ワクチン2回打ちました!」って書くとご丁寧に色々なアドバイスを、「もう打ったんだ」って言っているのにくれたりする人もいるのです。良いんですよ、自分がそう思うなら。でもそれを「駄目だ、やめろ」なんて、言わなきゃ良いのになと思ったりするわけです。まあ、その人達に言わせれば「何言ってるんだ、ワクチンなんて駄目に決まってるだろ」ってなったりするのでしょうが。

今回、この本の一部を書かせてもらって「日本のワクチン接種状況」のまずさを色々と知ることができました。「医療の歴史」に対する不信感、公平性を欠いた報道のような様々な問題が根強くあるのでしょうが、色々な意味での「先進国」に戻ることができるんだろうか、この国は?と、人生の折り返しをとうの昔に過ぎているのに、考えてしまう訳なんですよ。

ってことで長くなりましたが、これから「活字」になったものを読んでいきたいと思います。

世の中にはたくさん専門書もあります。でももちろんこれは「啓蒙書」です。


人気ブログランキング

キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...