インドの高速道路からの風景をまず何枚か紹介します。
デリーから移動途中に写真の看板が出て来ました。F1のサーキットです。デリー市内の混雑ぶりからはさすがに離れたところにあるのですが、高速の料金所の様子などから考えても、F1開催時の大量の物資の移動などを考えると、心配になってしまいます。
ましてや、予選を含めて、恐ろしいレベルで緊張するドライバー達はヘリなどで直接サーキット入りするのでしょうかね?じゃないと疲れ果てて無理だなと思います。
さらに心配なのは、「埃」です。1日外を歩いただけで絶望的な鼻の穴になるのですから、サーキットに積もるチリの量も尋常ではないはず。絶対にスリッピーなコースです。こんなところにサーキットがあったのかと、前回気づかなかった自分にびっくりしました。新しい高速って言ってたから、初めて通ったのかもしれないな…
そんな高速道路の横に広がる風景はこれです。
インドに行くと必ず泊まるホテルが決まっていて、その向かいにあるカフェにも行くことにしています。今回も朝晩あわせて5回は行ったはず。決して高いホテルではなく、むしろ安いのですがそれなりに快適です。カフェも同じ。そこで絶対に食べるのが、バナナフリッター。
大量のハチミツが付いてきます。でも、ハチミツを採取している場所を見たことがないなと思っていたのですが、今回見つけることができました、マスタードの花だと言っていましたが、アブラナ科には違いないようです。
車を止めてもらって、窓から写真を撮っただけですが、大量のハチが飛び回っているのがわかりました。畑の規模が尋常ではありあませんから、収量も凄そうです。さすがに写真は撮れませんでしたが、街で売られている油とハチミツでしっとりしているお菓子にもミツバチが来ているのは面白かったです。リユースしてるんですね、ハチが。
ハチミツ自体は日本のメジャーなハチミツよりも、色が濃くて若干酸味のあるものでした。
デリーのメインバザールの一本裏に行くと、八百屋さんや魚屋さんが集まっている場所があります。地元の人しかいませんが、活気があって大変面白いので、うろうろすることにしています。今回も、ココナッツや地元の人用のスパイスなどを購入して来ましたが、ココナッツを購入した店では、前回も「黒砂糖」を少しくれます。色々うんちくを語り、くれるので大変面白いです。今回は「疲れている時とか食後にいいんだぞ」と言ってくれました。食後に本当に食べるのでしょうか?
日本の南部で作られる黒砂糖もサトウキビ由来ですが、インドの黒砂糖もサトウキビ由来です。でも、なぜか味が全然違います。インドの方が酸っぱいし、色も薄く若干赤っぽいのです。それでも、貴重な糖分です。広大な土地を利用して、こんな風にトラクターで運搬します。ちなみにこれも「高速道路」の上で展開されている風景です。制限速度は乗用車が時速100km、バスやトラックなどの大型車は80kmです。まあ路側帯で作業してますが、この後これを満載して走るのですからすごいです。
でもよく考えたら「さとうきび畑に高速道路作ったんだろ?勝手に。そりゃ通らせてもらうよ」という声が聞こえそうです。ちなみにこのトラクター逆向きなので、本線に入ってUターンするんですけどねw
トラクターならまだなんとなく理解もできますが、こうやってウシも横断します。いや、おじさんに横断させられていますね。ちなみにこれも「高速道路」の上で展開されている風景です。制限速度は乗用車が時速100km、バスやトラックなどの大型車は80kmです。
一つ間違えると、色々と不幸なことになりそうです。人もウシも車もです。
でも、慣れたもので、絶妙な感覚ですり抜けていました。ただ、街灯などがありませんから、夜は結構大変です。
そして、ワイパーが全くクリアじゃないのです。おまけにこの時期は霧だし。でも速度がそれほど変化しないので大変です。
神聖とされるウシですから、街の中でもずいぶん大切にされていますし、犬と違って持ち主もいるのですが、高速道路で何頭かのウシの轢死体が転がっていました。
こちらは家畜の餌のようです。
これも高速道路を走っています。国民性なのか、「爆音」で音楽を鳴らしながらです。もちろん速度が上がるはずもなく、ゆっくりですが、高速道路の本線を走っています。
すごい文化です。
ちなみに高速道路はかなりの頻度で「逆走車」もいました。
危ないよな…どう考えたって。
高速道路ネタはまだありますので、別投稿で。
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