知床周辺が世界遺産に登録されて、様々な面が改善されています。
生物の多様性や、陸と海との物質循環などが特徴ですから、様々な工夫がされて当然です。
バカな観光客は、これに餌をやりたくなったりするのでしょうが、本当にやめてほしいものです。
一度人間の持っている食べのに味をしめると、安易に人の居住空間に出てくることになり様々なトラブルになるからです。
すでに、キツネなどは餌付けされているような状態になっていて、交通事故にあってしまう個体が多くなっています。
確かにキツネは見た感じも可愛いですし、ましてや冬の厳しい時期に見かけると餌の一つでもあげたくなりますが、それが将来的に命取りになるということを考えなければいけないのだと思います。
知床半島にある知床五湖周辺は、ガイドと一緒でなければ入っていけないようになっています。もちろん安全確保と自然保護の観点からです。
第一湖までは高架木道が作られています。電柵で守られた高架木道です。
ヒグマの密度が高いので、ひょっとすると高架木道上からもヒグマを見ることができるのかもしれません。
高架木道上には多くの人が行き来しますし、厳しい天候の地域ですから、木道の劣化も普通の地域より厳しいのかもしれません。
手すりがこんな感じでした。
素材の関係もあるかもしれませんが、結構な勢いで風化しているような気がします。
見た感じはもちろんいい味なのですが、メンテナンスにも相当なお金がかかりそうです。
手つかずの自然というのは結局なかなかないのだということになるのかもしれませんね。人間を招き入れてくれる手つかずの自然です。
まあ、人間がそんなものに対応できる力がないということが正解なのですが。
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