中学校1年生ではじめて本格的に薬品を使って授業をするとき、いつも感じることがあります。
「塩酸」をとてつもなく過剰に恐れていて、少しでも体から離れた場所で、
つまりやたら腕を伸ばして作業しようとするので、逆に危ないなと思うのです。
その原因の一つは誤った知識なのだということに行き当たります。
いろいろ話を聞くと
「かかると肉が溶けて骨が見えるようになるよ」などと言われたらしく。
それはビビって当たり前。
でも、小学校でそんな薬品を使うと思うんでしょうかね?
骨格標本作る時とかに使いたいくらいです、そんな薬品があったら。
ということで、塩酸が「案外そうでもない話」などをして、
ずいぶん簡単に、ストローでブクブクやっている石灰水の方がずっと危険。
あの実験あまり気をつけないでやっていると思いますが、
目に入った時のリスクとかもっと考えるべきでしょうね。
今回、石灰石に塩酸で二酸化炭素が発生というのを見せただけで
歓声が上がったり、異様に恐ろしがっていてなんだか色々考えました。
しっかりこちらが学習しておかないといけないですね。
これとかこれとかこういう、大理石の建物が酸性雨にやられないようにしないとね。そんなところにも行き着く話です(無理やり感Max)人気ブログランキングへ
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