2015年2月7日土曜日

塩酸をそんなに恐れないで

中学校1年生ではじめて本格的に薬品を使って授業をするとき、いつも感じることがあります。

「塩酸」をとてつもなく過剰に恐れていて、少しでも体から離れた場所で、

つまりやたら腕を伸ばして作業しようとするので、逆に危ないなと思うのです。

その原因の一つは誤った知識なのだということに行き当たります。

いろいろ話を聞くと

「かかると肉が溶けて骨が見えるようになるよ」などと言われたらしく。

それはビビって当たり前。

でも、小学校でそんな薬品を使うと思うんでしょうかね?

骨格標本作る時とかに使いたいくらいです、そんな薬品があったら。

ということで、塩酸が「案外そうでもない話」などをして、

ずいぶん簡単に、ストローでブクブクやっている石灰水の方がずっと危険。

あの実験あまり気をつけないでやっていると思いますが、

目に入った時のリスクとかもっと考えるべきでしょうね。

今回、石灰石に塩酸で二酸化炭素が発生というのを見せただけで

歓声が上がったり、異様に恐ろしがっていてなんだか色々考えました。

しっかりこちらが学習しておかないといけないですね。

これとかこれとかこういう、大理石の建物が酸性雨にやられないようにしないとね。そんなところにも行き着く話です(無理やり感Max)人気ブログランキングへ
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