2011年1月30日日曜日

パナウティーの畑

静寂な街というのもあったでしょうし、時間がたっぷりあったというのもあって、川を渡った先に広がる畑を歩いてみました。
現地の人たちは、丁度畑を耕し、堆肥を漉き込む作業をしているところでした。

黒く盛られているのが堆肥です。
そしてこの畑の広がり方・・・凄い広さです。
ただ、この町は河原に広がる感じですから、段々畑ではないのです。
作業効率は大変良さそうです。

水回りはこのような感じ。
畦のような場所を歩きましたが、うまく張り巡らされている感じです。
ただ、今はまだ水を導入していませんでした。
乾期ですからこんな程度しか水がないというのもあると思います。
堆肥は、こんな袋に入れられて、畦の外側に積まれています。

けっして栄養分としては高そうではありません。
しかし、農業の原点がここにあるのではないかと思いました。
まずはこのように山にして、畑に漉き込んでいくのです。

女性が目立ちます。
赤い服も目立ちます。
本当に強烈な力仕事だと思うのですが、凄いです。

ところが、これを見ていてわかると思うのですが、機械は無いのです。
ウシで耕しているような様子もありません。
日本の鍬のように、立ったまま作業をできる便利そうな道具も内容です。
この女性が持っているような道具で耕しているのです。

たしかに作業しやすいように取っ手がありますが、どう考えても劣悪な作業環境でしょう。
広大な敷地をこんな負荷のかかる恰好で耕していくのです。
これを一日何本やっていくのでしょう?
一本の長いラインをつけたあと、その間にどんどん畝を作っていくのです。
自分たちは何もできないのですが、ただそれを見て、今度食べるときにはこの姿を思い出しながらだな・・・と思いました。

それでもここの人たちはニコニコ笑って作業していますし、突然こうやって入っていった自分たちにもニコニコ微笑みかけてきます。
ナマステ〜とも言ってくれるのです。
ホントにネパールの人たちはいい人ばかりだ(あのガイド以外(笑))。

で、最後までイメージできなかったのが、一体これは何を作っているのかと言うこと。
近くにいたおじさんに聞いてみましたが、「英語がわからん、あいつに聞け」という感じでしたので、いってみました。
この写真の彼です。
potatoだそうです。
今まで小さなイモばかり出てきましたが、この畑の状態だとそうなるだろうなと思いました。
それでも、やっぱり凄いですね。
感動しかありません。
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