大雪山系は北海道にある2000m級の山です。北海道ですから冬には雪が多く、夏の山の気温もそれほど高くはありませんから、当然雪がとけない年もあります。そのまま降雪の時期になるわけです。
丁度今回はそうなりそうな勢いで、まだ大きな雪渓が登山道にあるのです。
それでコース変更をする人もいるようです。
この雪渓から徐々に水が流れ込み、お鉢の中では見事な水の流れの連携が生み出されています。
何名かの行く手を阻んだのがこの雪渓です。
一部細かな砂などが乗り赤っぽく見えています。また、見事な模様が生み出されています。
まるでリップルマークのようです。
朝早くですから、雪渓自体の表面はそれほど固まっていなく、ざくざく状態。
アイゼンなしでも行ける感じです。
直前に大学生の3パーティーが踏み跡をつけてくれたのも大きいです。
それでも、表面に水が流れるようになるとこれは驚異かもしれません。
滑落すると洒落にもなりませんし・・・
下から人が登ってきます。雪渓の大きさがわかるでしょうか?
そして昨日のヒグマの足跡は雪渓から流れ出る小川につながる土の面なのです。
かなり接近した場所です。登山道を横切っていると言うことになります。
まあ、クマのすみかですからそれで当然ですけれど。
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2010年8月17日火曜日
北鎮岳の雪渓
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