今や動物園の中で圧倒的知名度を誇る旭川の旭山動物園。
10年程前までは知名度もそれほどではなく、どこか寂れた動物園だったのですが、その特徴ある展示方法であっという間に大人気。今や日本の動物園の中でも最高クラスの入場者数です。
それに対抗しなければいけない宿命を持っているのが、政令指定都市に存在し、北海道内では抜群のアクセスを誇るはずの札幌円山動物園。
それこそ数年前までは、どうも何だかセンスのない展示ばかりが目につきましたが、さすがに随分改善されて来ているように思います。
その究極形は何だかよくわからない、それでも猛烈にお金をかけたのだと思われる熱帯鳥類館です。
ハチドリでもいて、そのホバリングでも見られればよいのでしょうが、残念なことに前回見に行ったときの最優占種はまさかのスズメ。高級食材を安定して採餌できることに気がついたスズメのしたたかさに感心させられます。
そんな中、今回新しい展示になったのがヒグマ館です。
今まで世界のクマ館ということで、入り口から最も遠いところにクマは並んでいたのですが、例のホッキョクグマツインズフィーバーでもわかるように、園内のアクセスなんかはホントは何の問題もないのです。ただオリの中にいる遠くに小さく見えるクマじゃ何の魅力もないということで、あまり人が来なかったのではないかと思います。
このエゾヒグマ館。おそらくここに入っている「トワ」というやんちゃな若メスが人気になるでしょう。
このおてんば娘はこの展示施設に入った途端、大喜びで動き回り、怪我をして展示開始が遅れたのです。それほど生き生きしているということになります。
そんな様子を見るのは楽しいに決まっているのです。
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2010年5月26日水曜日
頑張る円山動物園
キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)
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