2010年5月17日月曜日

流水を感じる魚類

中学校理科の教科書に、流水の動きを感じるメダカについての記述があります。
また、併記されているのは視覚による外からの刺激を受け取ることも書かれています。
最近は、魚屋さんという独立した店よりも、スーパーマーケットで買い物をすることが多く、魚も丸ごと購入ではなく、切り身に成型されたものをということの方が多いような気がします。
そんな関係でしょうか、魚に目があることは十分わかるのですが、魚の側線をあまり認識していません。魚のイラストを描くと、きっとその側線を無意識に入れるものだろうと思っていましたが、そんなことはないようです。
もっと驚いたのが、魚に鼻があるかという質問への答えです。
クラスの2/3は「ない」と答えます。
そしてその理由は「鼻があったら凄くいたそう」という擬人化された解釈で、中には「サメは血の臭いを嗅いで」とかの知識があるものの、残念なことに「擬人化」によって、確かに痛いかも・・・となってしまうようなのです。
そこで、是非観察してみましょうという提案をしておきました。
先日スーパーマーケットに行ったところ、大変状態が良く価格も安いマスが売っていました。
側線もくっきり鮮やか。
そして、側線にある鱗・・・側線鱗がはっきり見えています。
この鱗の穴から水流を感じるんですね。

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