2009年3月7日土曜日

本当に「うそ」です

今日もどうやらバードストライクだったらしく、業務技師さんが「これ落ちてたけどいるか?」と持ってきてくれました。
教頭が「それなんて鳥?」「ウソです」「本当に?」「本当にウソです」という妙な会話をして、一応理科室に持って行きました。
激突なのか、背中の方に傷のようなものが見えていました。まあ、最近はカラスが随分徘徊していますので、彼らに見つからなくて良かったです。

せっかくの貴重な遺骸なので、さっそく標本にすることにしました。
内臓を取り除いて細い骨なのでアルカリを使わないで酵素で処理を開始します。
で、気になったのがやはり「何を食べていたのか?」です。
バードフィーダーには来ていませんから何を食べているのでしょうか?
中から出てきたのがこんなものでした。

2mmほどの何かの冬芽なのです。種類はわからないのですが、こんなものを大量に食べているのですね。
緑色の部分は冬芽だろうなとわかるのですが、なんだか黄色っぽいものもあります。
何だろうなと思って顕微鏡で観察してみました。

どうも、このクリーム色の物体は何かのタマゴのようなのです。
この写真ではわかりにくいのですが、発眼しているような気がしています。
当然これは保管してきました。
温かいところに来たので、ひょっとしたら孵化するのではないかと思っています。
今回の骨格標本は片方の翼の羽を残してみました。それは酵素液につけていません。
どうなるか・・・まあ、バラバラになってしまったら組み立てるのは不可能だろうなとは思うのです。
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