2009年1月20日火曜日

長い長い三十三間堂

京都駅近くからゆっくり歩いて三十三間堂に行ってきました。
高校の時に行って衝撃を受けたのを覚えています。
今回は時間に縛られることもなく、比較的じっくり見ることができました。
とにかく三十三間堂は長いです。
そしてその仏像の数とそれぞれの表情。
仏師によって全然違うのだと言うことが非常に良くわかりました。
湛慶と書かれた札が立っている仏はたしかにすごいな・・・と思うものでした。
1001体の千手観音のどの表情もちがいます。今、同じようにつくろうと思ったら、おそらくすべて同じ表情にしてしまいそうですよね。
手に持っている髑髏杖が気になっておそらく100体分くらいは比較してみたような気がします。
残念ながらたくさんの仏像の写真は撮ることができません。
あの壮観さを表現できないので、外からの風景を3枚。

瓦は何枚使われているのでしょうね・・・

ここの端から端までを使って「通し矢」という競技が行われています。

その距離120mだそうです。もちろん流れた矢もあり、それが壁などにぶつかったあともあるのだそうです。
せっかく長い雰囲気が出たかなと思うアングルでしたが、向こうからおじさんが出てきてしまいました。けっこうガックリです。
そして、通し矢の大会の記録を表彰した巨大な記録盾が飾ってあるのですが、昭和40数年だかの記録のものの看板の文字が間違っているような気がしました。
あれ?なんていう字だったかな〜思い出したら追記します。
そしてここでも気になるのが、こんなすごい配置の仏像が地震で何も被害がないのか・・・ここにもその対策の工法について解説が書かれていました。
版築(はんちく)というものだそうです。Wikipediaなどにくわしく書かれていました。
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新版 古寺巡礼京都〈18〉妙法院・三十三間堂

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