「圧力」の単元が中学校1年生から3年生に移行しました。その代わり「力のつり合い」が1年生です。
学習の難易度的には妥当だろうと思います。「力」と「圧力」の違いがイメージ的にわかりにくいのと、なんと言っても圧力の計算がなかなかやっかいだからです。
Pa(パスカル)は天気予報などでヘクトパスカルとして登場してきますが、計算式が・・というより位取りが大変です。
よくある問題は一辺の長さが cm で提示されるのに、P=N/m^2 なので、cm⇒m の換算か、cm2⇒m^2 の換算が入るのです。さらに、それが分母にくるのですから、桁が妙に大きくなったりしてしまって、「計算能力」というか「四則計算」や「分数」「小数」の計算で難を抱えている子達は、「なんかわかったかも、計算はできないけど」となってしまいます。
だから少しは計算力が付いた3年生、そして気象の単元でhPaを学習した後でも良いのかなと言う気はします。
まあ、中学2年でhPaって何の単位ですかってなるので、そこで説明するのですが・・・
ところが、昨日、1年分の学習のまとめプリントを配布して「パスカルのところは3年生に移行したんだけどね」って話をすると、突然何人もが「あれってカメレオンですよね?」ってことになって今までで一番くらいなレベルで???ってなりました。
何それ?って聞いても、「あの肩にいる緑のやつですよ、パスカル」と。どうもよくよく聞いてみると「ラプンツェルの肩」なのだそうで、検索してみたらこれでした・・・パスカルっていうのですね。
これ、問題に使えそうな気がしてニヤニヤしてしまいました。ラプンツェルの肩にかかる圧力の問題・・・。
今までは「カルパス」って言ってくることか「ラスカル」って言ってくる子ばかりだったのですが、まさか肩の上の緑のやつって話が出てくるとは思いませんでしたよって話でしたw。