2012年3月1日木曜日

イモで実験

中学校では何種類かの指示薬が出てきます。
酸性、中性、アルカリ性などを調べるあれです。
リトマスは小学校から出てきますが、BTB溶液、フェノールフタレイン溶液は定番です。
しかし、アントシアニンやクルクミンなどを含む食品などで、指示薬と同じような呈色反応を確かめるという実験もあります。
例えば、ムラサキキャベツなどは随分古くから活用されてきている素材です。
最近はアントシアニンが身体にいいという話で、随分色々な食品が出回っています。
色味を添えるだけの目的ではなくなってきているのです。
例えば、イモなどは顕著で、サツマイモでもジャガイモでも紫系のものがあります。
アスパラガスやカリフラワーなどでもそうですね。
ここで紫カリフラワーの実験をしていました。
先週の土曜日に行われた理科の研修会で、ジャガイモとサツマイモ、紫タマネギで呈色反応の様子を確認しました。
紫タマネギでわかるように、色素は細胞内に含まれていますから、表面にかけるだけでは反応が出ません。細胞を破壊しなければいけないのです。クチクラ層があるからです。まあ、切るだけですが。写真のようになります。

紫系のイモ(ジャガイモもサツマイモも)でやってみてもこのように反応が出ます。ムラサキキャベツ以外でも同じような反応が出ますから、後は価格との調整ですね。

イモのパウダーなども売られていて簡単に実験はできるのですが、あとはどのように実感を持たせられるかなのではないでしょうか。食品から取りだしたんだよという実感です。
今回実験でもっとも効率が良かったのは紫色のサツマイモでした。
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