前回、寿都町でやった理科の研修会の中で「物質の三態変化で昇華はなかなかねぇ」という話になりました。
ずっと前にやったことがある、いや、実験ではないのですが、お茶の葉を下から加熱して放置したものにカフェインの結晶が出たのを思えていたので、その方法を話しました。
その後、自分は追試もしなかったのですが、昨日の札幌の研修会では「この前言ってたの授業でやったわ」という話でした。
方法は単純です。
ただ加熱するだけ。
熱源はアルコールランプ。こげないように注意して適当な所で加熱をやめます。
しばらくするとこうやって結晶がでてきます。
白色の結晶です。条件によってはかなりたくさん出てきます。
残念ながら定番の昇華の実験方法ではうまくできませんでした。
葉に含まれる水蒸気などで、うまくいかないのです。
電子レンジで葉を乾燥させてもダメ。何かうまい方法はないでしょうかね??
本当にカフェインかどうか調べます。
ムレキシド反応。過酸化水素水と塩酸を滴下し蒸発させます。
するとこんな色になります。
これにアンモニアをくわえると紫色に変化します。
身近なものでできる実験でなかなかおもしろいです。
今度コーヒーでやってみようと思います。
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2012年2月27日月曜日
カフェイン
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