たまたま何かないかと思って入ってみた林の中で、嬉しいくらいの種子散布に関わる写真を撮ることができました。
今の時期は、多くの植物達が積極的に種子散布を行っています。
果実がはじけて飛ばすタイプもたくさんありますが、今回よかったのは、動物に付着して散布する方法です。
まず目についたのは「キンミズヒキ」です。
黄色い花が特徴ですが、その種子はフック状の物があり繊維に絡み付きます。
なかなかおもしろい構造になっています。
これだけでも十分おもしろかったのですが、ちょっとみてみると「ノブキ」もありました。こちらは粘り気があり、それで動物に付着して散布するということです。
花は白。なかなかおもしろい形です。
これ、腕の毛にもまとわりついてきていましたので、なかなかやるなと思いました。
キンミズヒキよりも強烈です。
そしてもう一つが「ヌスビトハギ」。
これもフックを持っている果実になります。もっと成長すると二つに分かれるのですが、なかなかおもしろいです。ハギですからマメ科ですね。
なかなか鋭いフックで引っかかります。
実にうまく種子散布の方法をあみ出していますね。
凄いな、自然界はと思います。
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2011年9月14日水曜日
動物を利用して種子散布
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