外骨格生物を水酸化ナトリウム水溶液につけると、内側のタンパク質が溶かされてしまいます。
これは普通の骨格標本を作っていて、水酸化ナトリウム水溶液中に落ちたハエがほぼ透明になっていることに気がつきました。
そして、過酸化水素水につけると、その外骨格部分が脱色されます。これは骨格標本を白色にするときに、一緒に漬けたら見事なまでに透明になったのでそのまま採用した方法です。
外骨格は大変うすいので、本当に透明です。
それをメチレンブルーで染色して写真にしてみました。
コガタスズメバチです。
複眼や単眼の様子がよくわかります。
アゴの部分です。
これをもう少し拡大してみるとこうなります。
複眼は凄いですよね
この絶妙なカーブも見事としかいえません。
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