2009年6月30日火曜日

虎耳状斑・・・さすが・・・

動物学者の今泉忠明さんに、虎耳状斑の事を質問しました。
すると、ものの数十分で一覧表が送られて来ました。

今、大量の写真から数十枚選び出す作業が入ったので、ここにもっとも適切な写真を選択してみました。こんなはっきり写っていたのがありました(笑)
凄すぎます。画像やもっと細かいデータもつけていただいたのですが、それは抜きにして、虎耳状班の部分だけ・・・
虎耳状斑の有無とその様子
■“百獣の王”─ライオン:虎耳状斑は先端が白色
■密林の王者─トラ:虎耳状斑は中央に白丸
■草原からジャングルまでが生活圏─ヒョウ:虎耳状斑は先端黒、白帯、基部から半分まで白色
■新大陸最大のネコ科動物─ジャガー:先半分が黒で、その中に白丸
■中央アジアの高山の主─ユキヒョウ:ヒョウと同様で白帯
■サバンナの超特急─チーター:先端が白色
■雲形模様の雲豹─ウンピョウ:トラと同様に背面真っ黒で中央に白丸
■生きている化石─イリオモテヤマネコ:虎耳状斑はヒョウ型で白帯
■古い時代に繁栄した種─ベンガルヤマネコ:虎耳状斑は白帯で大きい
■魚獲りの名手? ─スナドリネコ:虎耳状斑はトラ型だが三日月型
■赤サビ色の斑点─サビイロネコ:先端黒、基部赤色っぽく、中央に白い虎耳状斑
■額が平たい奇妙なネコ─マレーヤマネコ:背面は黒くなく虎耳状斑あまり目立たないがある
■大理石模様のネコ─マーブルド キャット:ベンガルヤマネコ型で明瞭
■1枚の写真すらない─ボルネオヤマネコ:背面は黒で虎耳状斑はない
■金色に輝くネコ─アジア ゴールデン キャット:中央に淡色のかすかな虎耳状斑
■さまざまな体色─アフリカ ゴールデン キャット:中央に淡色のかすかな虎耳状斑
■唯一の長毛種─マヌルネコ:虎耳状斑はない
■イエネコによく似る─ヨーロッパ ヤマネコ:背面は体と同色で虎耳状斑はない
■やぶ地の主─ジャングル キャット:背面は赤みがあり、かすかに虎耳状斑がある
■乾燥地帯の稀少なヤマネコ─ハイイロネコ:体と同色で虎耳状斑はない
■砂漠生のヤマネコ─スナネコ:先端にいくにつれて黒く、虎耳状斑はない
■最小のヤマネコ─クロアシネコ:背面は淡色で虎耳状斑はない
■脚の長い草原生活者─サーバル:明瞭にある
■乾燥地のオオヤマネコ─カラカル:背面は黒く、銀色の虎耳状斑ぽくある
■絶滅寸前の希少種─スペイン オオヤマネコ:基部が大きく白く、先端にいくにつれて黒。虎耳状斑あり。
■暗闇でもよく見える者─ユーラシア オオヤマネコ:基部が大きく白く、先端にいくにつれて黒。虎耳状斑を形成しないといえる。
■雪靴をはいたネコ─カナダ オオヤマネコ:基部が大きく白く、先端にいくにつれて黒。虎耳状斑を形成しないといえる。
■赤味の強いオオヤマネコ─ボブ キャット:ベンガルヤマネコ型で、大きな三日月型
■最大のヤマネコ─ピューマ:背面は灰色がかった暗褐色で、虎耳状斑はない
■南米の小形のトラ─オセロット:背面は黒く大きな虎耳状斑がある
■斑紋が美しい小形のヤマネコ─タイガー キャット:虎耳状斑はベンガルヤマネコ型
■樹上棲の小形ヤマネコ─マーゲイ:虎耳状斑はトラ型
■高山生のヤマネコ─アンデスネコ:背面は暗灰色で虎耳状斑はない
■イリオモテヤマネコに似る─コドコド:背面に虎耳状斑がある
■カワウソネコ─ジャガランディ:先端が暗色で虎耳状斑はない
■南米の“漁をするネコ”─ジェフロイネコ:ベンガルヤマネコ型の虎耳状斑がある
■草原生のヤマネコ─パンパス キャット:背面は黒く、ぼんやりした虎耳状斑がある
見てみたい物がいくらでもありますねぇ・・・
紋さん、これで参考になりますよね?
人気ブログランキングへ
では、今日も応援よろしくお願いいたします。

キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...