2008年12月4日木曜日

見える人には見える虫たち

千葉県の野田市の某公園の様子です。
秋も深まっていて、動きがあまりなくなっている動物たち(昆虫類が主)ですが、おもしろい物もたくさん見つかります。

目を引いたのがこのイラガの繭。これは「スズメの鉄砲」などと呼ばれたりすることもありますが、なかなかかわいらしいものです。その幼虫の生態とは違って。
繭ですから、他のコンチュウのものと同じように、幼虫が糸を吐き、蛹を守るためにつくったものなのですが、その堅さは驚くほどの物です。とてもあのフニャフニャの幼虫が作ったとは思えません。
しかし、その幼虫はなかなか厄介者で、非常にグロテスクな見かけとともに、間違って触ると大変。ひどいことになります。興味がある人はやってみてください。(やらない方が良いとはおもいますが・・・)

もう一つはこれ。ヨシに大量に付いていましたが、カイガラムシです。
このカイガラムシ。カイガラムシの仲間は、およそ食品向けではないような気がしますが、ラックカイガラムシという種類ものもは、天然色素としてオレンジ色を出すために利用されています。ラック色素と書かれている物がそれです。
このように見た目は不気味なのですが、「天然」ですよね。問題は天然か人工かという判断ではなく、そもそも着色が必要か?というあたりに収束されるのではないでしょうかね?この不気味なカイガラムシを見てそんな感じを受けました。
表面に白っぽい物質が見られますが、これは過剰な栄養と排泄物カラできあがった物です。ワックス状の物質です。

ワックスといえば有名なのはこちらです。ところが予想外に認知されていないことをしりました。北海道人はこれが出てくると「雪かよ〜」と思う物ですが、随分たくさん飛んでいるのに全く気がつかないのですね。これが飛んだ後に雪が降ると言うことがないからなのでしょうか?不思議でした。
トドノネオオワタムシというアブラムシの仲間。これがなかなかやっかいな害虫です。しかし、飛んでいる姿はなかなかかわいらしく、真剣に追いかけてしまいました。
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