フェラーリはイタリアの自動車メーカー。
非常にアグレッシブな車を作り続け、量産はしていないが「魅力的な車」をつくりだしています。家一軒ほどの価格の物ばかりですから、普通に生活していれば購入できません。それでも、引きつけられるものがあります。
今年もF1でコンストラクターズチャンピオンに輝きました。
ここ数年非常に盛り上がるF1で、今年はシリーズチャンピオンが1ポイント差。それも最終戦の最終コーナーを過ぎたときに決まったのです。
小さな会社が一年間死にものぐるいでやってきた結果ですから、社長も相当熱くなっていたのでしょう。
ここを見てみると、それが伝わってくるようなニュースが出てきます。
+++引用
フェラーリ社長「最終戦を観ていてテレビを壊した」
フェラーリのルカ・ディ・モンテツェーモロ社長が、「最終戦を観ていてテレビを壊した」と告白した。現地時間(以下、現地時間)10日、イタリアの新聞『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙が伝えている。
ファイナルラップの最終コーナーで、ワールドチャンピオンがフェラーリのフェリペ・マッサからマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンに入れ替わった最終戦ブラジルGP。L.ディ・モンテツェーモロ社長は、フェラーリのイベント「ワールド・ファイナルズ」に際し行なわれた記者会見で「本当のところを話さなければならないが、怒りのあまりテレビを壊したよ」と明かした。さらに、「テレビが壊れると、それはすごい音がするものなんだ。ほかの部屋にいた娘を飛び上がらせてしまった。さいわい、電源の入っているテレビがほかにもあったので、表彰台は観ることができた。それはよかったよ」と語っている。
+++ここまで
来年頑張って欲しいなと思います。
もう一つはトヨタ。もちろん日本の巨大企業です。最近は経済状態の不安定でとてつもない減収だそうです。下請け、孫請けの会社の方達などが大変困ることになりそうで、心配しています。
そんなトヨタ自動車の奥田相談役。この下品な発言です。
こちらに出ています。
+++引用
トヨタ奥田氏「厚労省たたきは異常。マスコミに報復も」
トヨタ自動車の奥田碩相談役は12日、首相官邸で開かれた「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」で、テレビの厚労省に関する批判報道について、「あれだけ厚労省がたたかれるのは、ちょっと異常な話。正直言って、私はマスコミに対して報復でもしてやろうかと(思う)。スポンサー引くとか」と発言した。
さらに「正直言って、ああいう番組のテレビに出さないですよ。特に大企業は。皆さんテレビを見て分かる通り、ああいう番組に出てくるスポンサーは大きな会社じゃない。いわゆる地方の中小。流れとしてはそういうのがある」と話した。
厚生省のやっていることはどうでしょうか?自分は政治家連中とおなじで悠々自適の生活でしょうから、年金がどうだって全く関係のない世界でしょうから、どうだって良いという感覚でしょうが、庶民から見れば「いい加減な厚生省」というイメージはぬぐえないはず。
それをこんな言葉で言い切ってしまうあたりが最悪だなと思います。
それで方針転換してしまいそうなマスコミがありそうなので、また気が重くなるのですが・・・
他の委員から「けなしたらスポンサーを降りるというのは言い過ぎ」と指摘されたが、奥田氏は「現実にそれは起こっている」と応じた。なのだそうです。そういう会社なのですね。別にトヨタをけなしているわけではないと思うのですがどうなのでしょう、これ?
久しぶりにiQという、見てみたいなという気分になったトヨタの車ですが、このニュースを見て幻滅です。
【ここから追記】
ここに追加の記事が出ていました。
トヨタの横暴で日本のジャーナリズム(TV)は簡単にねじ曲げられるようですね。
こういうことがまかり通るのが情け無いです。
それに、今回の“奥田発言”がなくても、すでに政府批判や不景気情報を控えるように通達を出しているキー局もあるほどだ。あるテレビ関係者は「テレビで不況をあおると視聴者が財布のヒモを締め、企業の業績も悪化して広告主に影響するので、不況をテーマにした番組などをやめるように言われている」という。
そんな時にテレビ局は奥田相談役のパンチを食らったわけだ。
「報道に対する挑戦というのは簡単だけど、すでに赤字に転落した局もある中で背に腹は代えられない。厚労省関連もトーンダウンするしかないのでは」(キー局関係者)
ここでひるんで自分で自分の首を絞めるか、毅然とした態度で結果を残すか。テレビ局はギリギリの選択を迫られているようだ。
ジャーナリズムのプライドを見せてもらいたいところですね。
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2008年11月18日火曜日
フェラーリとトヨタ【追記・・・がっかり】
キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)
米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...