2021年2月20日土曜日
や〜この本は凄いわ〜「世界史は化学でできている」
左巻さんの新しい本。この前東京で直接もらいました!ありがとうございます。しかも売り出す前に。それにサイン付きw
いつもはサインなんてしないはずですが、きっと左巻さんがこの本に賭けた熱量やら出来への満足度などからきっとサインになったかなって思いました。この日付のサイン本は世の中に二冊ですね。
実は自分もそうでしたが学生時代「社会科」が大嫌いで、テストの点数もリアルに「地を這う」レベルで、もう憎悪しかありませんでした。特に歴史。できないやつの屁理屈で「こんなの覚えて何の意味があるんだ、調べれば出てくるやん」が口癖でした。もう一つが「なんで日本史と世界史に分けるんだよ」でした。全部リンクさせてやってくれたらきっともっと興味を持てたんじゃないかなと今でも思っています。それがNHKの高校講座みたいのでは「そのとき日本は」みたいかコーナーがあって、これだよこれって思ったものでした。
授業をやりながら科学史的な話を紹介しながら、自分の学生時代の話をすると「俺もホント社会大嫌いなんです」っていう子もいるんですよね。でも、後悔するからって話もしています。
でも、科学史は面白いんですよね。ということは、当時の社会科の先生達のやり方を否定することになりそうですが「羅列的暗記教科」として位置づけていたのが問題だったんじゃないかなって思うのです。
まあ、もちろん「じゃあお前、みんな理科の授業楽しいと思ってるんじゃねーだろうな」ってなるわけですが、もちろんそんな調子に乗った考えは一切ありませんw。実際「もう理科はは捨てました」って書かれることもありますからねw。
で、この左巻さんの本ですが、まあ、凄いです。凄いとしかいえません。
「火」の実用化から「パン」や「ビール」の話など生活面から、そして「核の問題」まで。どこから読んでも引き込まれます。
「これ本当に時間かかったんだよ」って肉を食いながら話してましたが、もう何でしょう・・・こんな小説でもない本を読んでちょっと「うるうる」してしまうくらい感動しました。それは強烈な構成と、「ほらみろ、社会科だってこうやって引き込めるんじゃねーかよ」って気持ちが原因なのではないかと思いました。
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